POTENZA PRIMEで考える肝斑治療の設計
肝斑では、色素だけでなく赤みや血管性の要素が重なっていることがあります。POTENZA PRIMEを使った肝斑治療の考え方について、当院で重視している見立てと一般的な医学情報を整理します。
Medical Information
この記事について
- 医師監修
- 形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
- 監修日
- 2026年6月15日
- 公開日
- 2026年6月15日
- 更新日
- 2026年7月6日
診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。

Contents
目次
Our Information
当院・医師の見解
当院では、肝斑を一つのパターンとして扱わず、色素が主体なのか、赤みや血管性の要素が重なっているのかを分けて診ています。
POTENZA PRIMEのようなRFマイクロニードリングを考える場面でも、単独で万能視するのではなく、これまでの反応やホームケア、炎症の残り方を含めて治療設計を組み立てています。
肝斑治療では、強く攻めることよりも、再燃しにくい形で続けられることを重視しています。
General Medical Information
一般的な医学情報
肝斑は色素だけでなく、炎症、血管成分、皮膚バリアの不安定さが関わることがあり、一般的にも単一治療だけで考えにくい病態です。
RFマイクロニードリングは、肝斑の維持療法や併用療法の一部として検討されることがありますが、適応判断や反応の見極めが重要です。
そのため、肝斑治療では機器の種類そのものよりも、どの要素が中心かを見て、外用や他の治療を含めて設計する考え方が大切です。
肝斑は色素だけで見ないことが大切です
肝斑では、見えている色だけでなく、赤みや血管反応、刺激で悪化しやすい肌状態が重なっていることがあります。
そのため、単に色素を薄くする発想だけでなく、どの要素が中心かを整理して治療を設計する必要があります。
POTENZA PRIMEで考えやすくなること
RFマイクロニードリングを使う場面では、色素主体なのか、血管性要素も見たいのかを分けて考えることが重要です。
POTENZA PRIMEを使う肝斑治療でも、機器そのものを目的にするのではなく、肝斑のタイプに合わせて設計を細かく組み立てる視点が大切です。
機器だけで完結させず、維持療法まで含めて考えます
肝斑は再燃しやすいため、機器治療をして終わりではなく、外用、紫外線対策、刺激管理まで含めて継続できる設計が重要です。
そのため、治療の反応を見ながら、機器とホームケアをどう組み合わせるかを調整していく考え方が必要になります。
費用の目安
- 肝斑治療コース 全顔 5回 ¥165,000
公式料金表を2026-07-06に取得して整理しています。回数や適応、組み合わせによって費用は変わることがあります。
リスク・副作用・注意点
- 部位により痛みが出ることがあります。必要に応じて痛みを軽減する処置を行うことがあります。
- 赤み、腫れ、出血斑が生じることがあり、数日続くことがあります。
実際の経過は照射設定や肌状態で異なります。アフターケアや注意点は診察時の説明もご確認ください。
References
根拠文献・専門情報
-
Radiofrequency Microneedling: A Comprehensive and Critical Review.
RFマイクロニードリングの適応や安全性、併用の考え方を整理したレビューです。
-
Microneedling as an adjuvant to topical therapies for melasma: A systematic review and meta-analysis.
肝斑でのマイクロニードリング併用療法をまとめた系統的レビューです。
-
A Face-Split Study to Evaluate the Effects of Microneedle Radiofrequency with Q-Switched Nd:YAG Laser for the Treatment of Melasma.
RFマイクロニードリングを肝斑治療に併用した顔面分割試験です。
-
Targeting the dermis for melasma maintenance treatment.
肝斑の維持療法における真皮ターゲティングの考え方を報告した研究です。
よくあるご質問
Q. 肝斑は色素だけを見て治療すれば良いのですか?
必ずしもそうではありません。肝斑では、赤みや血管性の要素、刺激で悪化しやすい肌状態が重なっていることがあるため、病態を分けて考えることが大切です。
Q. POTENZA PRIMEは肝斑に単独で使う治療ですか?
単独で万能というより、肝斑のタイプや肌状態に応じて、外用や他の治療とどう組み合わせるかを考える治療の一つとして位置づけます。
Q. 治療後にホームケアは必要ですか?
必要です。肝斑は再燃しやすいため、外用、紫外線対策、刺激管理まで含めて維持療法を考えることが大切です。
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