施術紹介

POTENZA PRIMEで変わる治療設計の考え方

POTENZA PRIMEは、単に『新しいポテンツァ』ではなく、チップや導入設計をより細かく考えやすい機器です。治療設計の考え方について、当院の見方と一般的な医学情報、参考文献を整理します。

Medical Information

この記事について

医師監修
形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
監修日
2026年6月12日
公開日
2026年6月12日
更新日
2026年7月6日

診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。

POTENZA PRIMEで治療設計をどう細かく考えるかを示した画像

Contents

目次

  1. 当院・医師の見解
  2. 一般的な医学情報
  3. POTENZA PRIMEは『新しい機械』以上に設計の細かさがポイントです
  4. 肝斑・赤み・毛穴・にきび跡で設定の考え方は変わります
  5. 細かく設定できても適応判断は別に必要です
  6. 費用の目安
  7. リスク・副作用・注意点
  8. 関連記事
  9. 関連施術・関連症状のご案内
  10. 根拠文献・専門情報
  11. よくあるご質問

Our Information

当院・医師の見解

当院では、POTENZA PRIMEを『導入された新機種』としてではなく、従来より細かく設計できる選択肢として位置づけています。

同じポテンツァ系治療でも、肝斑、赤み、毛穴、にきび跡では、深さ、チップ、薬剤導入の考え方が変わります。

そのため、POTENZA PRIMEでも機械名を先に決めるのではなく、肌状態に合わせてどの設定が無理なく続けやすいかを重視しています。

General Medical Information

一般的な医学情報

RFマイクロニードリングは、熱刺激と針刺激を用いて、毛穴、瘢痕、色調変化、薬剤導入などを考える治療です。

チップ設計や薬剤導入機構が細かくなることで、同じ機械でも適応ごとに狙う層や照射方法を分けやすくなります。

一方で、肝斑や赤みが不安定な時期では刺激の入れ方が重要になるため、細かく設定できること自体より、適切な設計ができるかが大切です。

POTENZA PRIMEは『新しい機械』以上に設計の細かさがポイントです

POTENZA PRIMEでは、従来のポテンツァでも行っていた治療を、チップや導入設計の面でもう少し細かく分けて考えやすくなります。

そのため、何にでも同じように当てる治療ではなく、悩みごとに設計を変える前提で使うことが大切です。

肝斑・赤み・毛穴・にきび跡で設定の考え方は変わります

肝斑や赤みでは刺激を入れすぎないことが重要で、毛穴やにきび跡では深さや熱のかけ方を変えて考える必要があります。

同じ『ポテンツァ系治療』でも、適応ごとに狙う層と導入の目的が異なるため、治療名より設計が重要です。

細かく設定できても適応判断は別に必要です

細かい設定ができること自体が目的ではなく、その方の肌でどこまで刺激を許容できるかを見ながら組むことが大切です。

診療では、過去の反応、外用・内服、赤みや炎症の残り方も確認しながら、必要な設定を選んでいます。

費用の目安

  • POTENZA PRIMEの費用は、チップ、薬剤、照射範囲、回数で変動します。
  • ポテンツァ 赤ら顔・にきび・毛穴治療 全顔 1回 ¥55,000 / 3回 ¥156,750
  • 肝斑治療コース 全顔 5回 ¥165,000

実際の提案内容は、どの適応を優先するかで変わります。診察時にご確認ください。

リスク・副作用・注意点

  • 針を使う設定では、赤み、腫れ、点状出血、ひりつきが数日続くことがあります。
  • 薬剤導入を伴う設定では、導入成分に応じた刺激感や赤みが出ることがあります。
  • 肝斑や赤みが不安定な時期は、刺激の入れ方によって色調が悪化することがあります。

細かい設定が可能でも、刺激量の調整が重要です。施術前後のケアと経過確認をご案内します。

References

根拠文献・専門情報

  1. Dermatol Surg. 2021

    Radiofrequency Microneedling: A Comprehensive and Critical Review.

    RFマイクロニードリングの適応と安全性を整理した総説です。

  2. J Clin Med. 2021

    Microneedling as an adjuvant to topical therapies for melasma: A systematic review and meta-analysis.

    肝斑でのマイクロニードリング併用の考え方を整理した系統的レビューです。

  3. J Eur Acad Dermatol Venereol. 2024

    The efficacy and safety of microneedling with topical tranexamic acid for melasma treatment: A systematic review and meta-analysis.

    肝斑での薬剤導入設計に関するエビデンスを整理したレビューです。

  4. PubMed

    Microneedle-mediated drug delivery for cutaneous diseases.

    マイクロニードルによる経皮導入の基本的な考え方を整理したレビューです。

よくあるご質問

Q. POTENZA PRIMEは従来のポテンツァと何が違いますか?

チップや導入設計をより細かく考えやすい点が大きな違いです。どの適応で何を狙うかを分けやすくなります。

Q. POTENZA PRIMEならどの悩みでも同じように治療できますか?

一律ではありません。肝斑、赤み、毛穴、にきび跡では刺激量や狙う層が異なるため、設定の考え方は変わります。

Q. 薬剤導入は必ず併用しますか?

必ずではありません。適応によっては導入を使わない方がよいこともあり、肌状態と目的に応じて判断します。

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症状の見え方や適応には個人差があります。実際の治療方針は診察で状態を確認したうえでご案内します。