シミ・くすみへルビーフラクショナル5回と外用治療を併用した症例
ルビーフラクショナルトーニング5回に、ハイドロキノンとレチノール外用を併用した症例です。複合治療のため、色調や質感の変化をレーザー単独の結果と断定せず整理します。
Medical Information
この記事について
- 医師監修
- 形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
- 監修日
- 2026年5月15日
- 公開日
- 2026年5月15日
- 更新日
- 2026年7月10日
診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。

Contents
目次
Our Information
当院・医師の見解
元記事の症例では、ルビーフラクショナルを5回行い、自宅でハイドロキノンとレチノール製品を使用しました。
色調と質感の変化には複数治療が重なっており、レーザーまたは外用だけの効果として説明できません。
当院では、肝斑、日光黒子、炎症後色素沈着を分け、外用の刺激が強い場合は治療を休止します。
General Medical Information
一般的な医学情報
694nmルビーレーザーはメラニンへの吸収が高く、色素性病変に使用されます。
ハイドロキノンはメラニン産生を抑える外用成分で、レチノールは表皮の代謝や光老化への作用を目的に用いられます。
肝斑ではレーザー刺激で悪化する可能性があり、診断、遮光、外用を土台に慎重な設定が必要です。
5回のレーザーと外用を組み合わせた経過です
単一施術の前後比較ではありません。
照明や季節変化も含めて評価します。
シミの種類を分けて治療を選びます
境界、色、左右差、肝斑の重なりを確認します。
病変によってスポット照射と全顔治療を使い分けます。
外用の刺激とレーザー時期を調整します
赤みや皮むけが強いときは外用を休止します。
保湿と紫外線対策を継続します。
費用の目安
- 全顔(看護師施術)1回 ¥16,500 / 1クール目5回 ¥66,000 / 2クール目以降5回 ¥55,000 / 医師施術 1回 ¥27,500
元記事はルビーフラクショナル5回と外用製品を併用しています。レーザー料金に外用製品代は含まれず、総額は処方内容で変わります。
リスク・副作用・注意点
- 照射後に赤み、熱感、腫れ、かさぶた、炎症後色素沈着、色素脱失が生じることがあります。
- ハイドロキノンでは刺激性皮膚炎、赤み、かぶれ、長期・不適切使用による色調変化に注意が必要です。
- レチノールでは乾燥、皮むけ、赤み、ひりつきが生じ、レーザー前後は休薬が必要な場合があります。
レーザーと外用の刺激を重ねすぎないよう、皮膚反応に応じて使用頻度と照射時期を調整します。
References
根拠文献・専門情報
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Efficacy of 694-nm Q-switched ruby fractional laser treatment of melasma in female Korean patients.
694nm Qスイッチルビーフラクショナルレーザーの反応を報告した論文です。
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Laser eradication of pigmented lesions: a review.
色素性病変に対するレーザー治療の考え方を整理したレビューです。
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Update on Melasma Treatments.
肝斑や色素性病変の治療で、手技と維持療法をどう組み合わせるかを整理したレビューです。
よくあるご質問
Q. レーザー5回だけで同じ結果になりますか?
保証できません。この症例は外用治療も併用しており、各治療の寄与を分離できません。
Q. ハイドロキノンとレチノールは毎日使いますか?
皮膚反応と製品濃度で異なります。赤みや皮むけが強い場合は頻度調整や休止が必要です。
Q. 肝斑にもルビーフラクショナルを使えますか?
候補になる場合はありますが、悪化リスクがあるため診断と慎重な設定が必要です。
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症状の見え方や適応には個人差があります。実際の治療方針は診察で状態を確認したうえでご案内します。