頬コケとフェイスラインをヒアルロン酸4本で整えて自然なリフト感を考える
頬コケとフェイスラインのぼやけは、別々の悩みに見えても中下顔面の支え不足としてつながることがあります。ヒアルロン酸4本で整え、3か月後も形が保たれていた症例をもとに、当院の考え方を整理します。
Medical Information
この記事について
- 医師監修
- 形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
- 監修日
- 2026年3月3日
- 公開日
- 2026年3月3日
- 更新日
- 2026年7月10日
診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。



Contents
目次
Our Information
当院・医師の見解
当院では、頬コケとフェイスラインを別々に扱うより、中下顔面の支えとして一緒に見ることがあります。
元記事の症例でも、頬のコケ感がやわらぐことでチークトップが上がり、口元からフェイスラインにかけての印象もまとまっています。
診察では、正面だけでなく斜め顔で頬の影と輪郭のつながりを見て、どこへ支えを戻すと自然かを説明しています。
General Medical Information
一般的な医学情報
頬コケとフェイスラインのぼやけは、加齢や体質によるボリューム低下と支持変化が重なって見えることがあります。
ヒアルロン酸フィラーは、頬のチークトップやフェイスラインの支えを補うことで、顔全体の重心を整える目的でも使われます。
そのため、一部位だけを追うより、中下顔面を連続した面として見た方が自然なケースがあります。
頬コケとフェイスラインは、中下顔面の支えとしてつながって見ます
元記事では、頬のコケ感とフェイスラインの印象が同時に整っている点が分かりやすく出ています。
このタイプでは、頬だけ、輪郭だけを個別に追うより、中下顔面の支えをまとめて見た方が自然に整いやすくなります。
チークトップが上がると、口元や下顔面の余白感も変わります
頬に適切な支えが戻ると、口元の影や下顔面の重たさが軽く見えることがあります。
当院では、チークトップとフェイスラインの両方を見ながら、どこに配分するとリフト感が自然かを考えています。
3か月後の形を確認すると、配分の妥当性が見えやすくなります
元記事では、注入3か月後でもきれいに維持されている点が示されています。
経過で崩れ方が少ないかを確認することで、頬とフェイスラインへの配分が過不足なかったかを振り返りやすくなります。
費用の目安
- ヒアルロン酸注入 1本 1cc ¥77,000
- 4本使用時の目安 ¥308,000
- カテラン針使用料 ¥11,000
元投稿には期間限定モニター表記がありましたが、ここでは通常料金ベースで整理しています。必要本数は頬コケとフェイスラインの支え方で変わります。
リスク・副作用・注意点
- 腫れ、内出血、痛み、左右差、凹凸感がみられることがあります。
- 頬ではむくみ感、フェイスラインでは輪郭の出すぎ感が一時的に気になることがあります。
- まれに血流障害や遅発性反応など重い合併症にも注意が必要です。
頬コケとフェイスラインを同時に整えるときは、どちらか一方だけを強く変えず、全体の重心を見ながら配分しています。
References
根拠文献・専門情報
-
Whole-Face Approach with Hyaluronic Acid Fillers.
一部位ではなく顔全体のバランスでヒアルロン酸を設計する考え方を整理したレビューです。
-
Facial Contouring by Using Dermal Fillers and Botulinum Toxin A: A Practical Approach.
輪郭形成におけるフィラーの役割と設計の実際をまとめたレビューです。
-
Hyaluronic Acid Fillers for Midface Augmentation.
中顔面の支持やボリューム補正でヒアルロン酸をどう使うかをまとめたレビューです。
-
Voluma: A Systematic Review of Clinical Experience.
VYC-20L製剤の有効性、安全性、経過を整理したシステマティックレビューです。
よくあるご質問
Q. 頬コケとフェイスラインは同時に整えた方がよいですか?
そうした方が自然なことがあります。頬の影と輪郭のぼやけが同じ支持不足から来ている場合は、まとめて考えた方が整理しやすくなります。
Q. ヒアルロン酸4本は多いですか?
一律ではありません。頬、フェイスライン、中下顔面のどこへどれだけ配分するかで必要量は変わります。
Q. 3か月後には何を確認しますか?
正面と斜めでの形の保たれ方、影の戻り方、不自然な膨らみが出ていないかなどを確認し、必要なら次回の配分を見直します。
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