肝斑疑いの色むらへ低出力ルビーフラクショナル5回を行った症例
肝斑が疑われる色むらへ低出力のルビーフラクショナルを5回行った症例です。一例で悪化しなかった経過を一般化せず、診断と刺激管理を整理します。
Medical Information
この記事について
- 医師監修
- 形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
- 監修日
- 2026年2月2日
- 公開日
- 2026年2月2日
- 更新日
- 2026年7月10日
診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。

Contents
目次
Our Information
当院・医師の見解
元記事は肝斑疑いのある方へ低出力で5回照射した症例です。
この一例では明らかな悪化を認めませんでしたが、肝斑へ安全と保証するものではありません。
ハリや小じわの印象差も、撮影条件と自然経過を含めて評価します。
General Medical Information
一般的な医学情報
694nmルビーレーザーはメラニンへ反応します。
肝斑は炎症刺激で悪化する可能性があり、照射の適応は慎重に判断します。
ハイドロキノンとレチノールは刺激性皮膚炎を生じることがあります。
肝斑の可能性を先に評価します
左右対称性と刺激歴を確認します。
外用と遮光を優先する場合があります。
低出力でも皮膚反応を確認します
低出力なら無害とは限りません。
毎回の赤みと色素を確認します。
5回後の一症例として見ます
全員の結果を保証しません。
質感と色調を分けて評価します。
費用の目安
- 全顔(看護師施術)1回 ¥16,500 / 1クール目5回 ¥66,000 / 2クール目以降5回 ¥55,000 / 医師施術 1回 ¥27,500
元記事はルビーフラクショナル5回と外用製品を併用しています。レーザー料金に外用製品代は含まれず、総額は処方内容で変わります。
リスク・副作用・注意点
- 照射後に赤み、熱感、腫れ、かさぶた、炎症後色素沈着、色素脱失が生じることがあります。
- ハイドロキノンでは刺激性皮膚炎、赤み、かぶれ、長期・不適切使用による色調変化に注意が必要です。
- レチノールでは乾燥、皮むけ、赤み、ひりつきが生じ、レーザー前後は休薬が必要な場合があります。
レーザーと外用の刺激を重ねすぎないよう、皮膚反応に応じて使用頻度と照射時期を調整します。
References
根拠文献・専門情報
-
Efficacy of 694-nm Q-switched ruby fractional laser treatment of melasma in female Korean patients.
694nm Qスイッチルビーフラクショナルレーザーの反応を報告した論文です。
-
Laser eradication of pigmented lesions: a review.
色素性病変に対するレーザー治療の考え方を整理したレビューです。
-
Update on Melasma Treatments.
肝斑や色素性病変の治療で、手技と維持療法をどう組み合わせるかを整理したレビューです。
よくあるご質問
Q. 低出力なら肝斑は悪化しませんか?
悪化する可能性は残り、慎重な診断と経過観察が必要です。
Q. 5回で改善しますか?
回数と結果は保証できません。
Q. 小じわにも必ず効きますか?
質感変化には個人差があり、主目的と分けて評価します。
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