シミ・肝斑・赤みが混在する頬へアドバテックス5回を行った症例
頬の濃いシミ、肝斑が疑われる色調、赤みが混在する方へアドバテックスを5回行った症例です。病変ごとに治療目標を分けて経過を整理します。
Medical Information
この記事について
- 医師監修
- 形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
- 監修日
- 2026年7月10日
- 公開日
- 2026年3月16日
- 更新日
- 2026年7月10日
診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。

Contents
目次
Our Information
当院・医師の見解
元記事は濃いシミ、肝斑が疑われる色調、赤みが混在する頬へ5回照射した症例です。
肝斑の下に血管があるという単純な因果では説明せず、色素と血管性の赤みを別々に評価します。
濃い日光黒子は残っており、全てのシミを同じ機器で治療できるわけではありません。
General Medical Information
一般的な医学情報
肝斑、日光黒子、炎症後色素沈着は見た目が似ても治療が異なります。
589nmは血管性の赤みへ、1319nmは皮脂や肌質へ用いることがあります。
肝斑は炎症刺激で悪化することがあり、外用・遮光を優先する場合があります。
シミ・肝斑・赤みを分けます
境界、左右対称性、血管の見え方を確認します。
濃いシミは別治療を検討します。
肝斑の活動性を見て治療順序を決めます
炎症が強い場合は照射を見送ります。
遮光と摩擦予防を続けます。
5回後の一症例として評価します
色素と赤みを別の指標で追います。
同じ結果を保証しません。
費用の目安
- アドバテックス(589+1319nm)全顔(スポット照射込み)1回 ¥30,000 / 5回 ¥139,000
- 顎下(オプション)1回 ¥6,000
照射範囲、回数、併用施術で総額は変わります。現行料金は公式料金表をご確認ください。
リスク・副作用・注意点
- 照射中の熱感や刺激感、一時的な赤み、ほてり、乾燥が生じることがあります。
- 症状や照射内容により、腫れ、色素変化、炎症の悪化などが生じる可能性があります。
- 赤みや皮脂の変化には個人差があり、一定期間や効果を保証するものではありません。
皮脂の変化が一定期間続く、ダウンタイムがない、という保証はせず、診察ごとに反応を確認します。
References
根拠文献・専門情報
-
Efficacy and safety of the 589/1319 nm solid-state dual-wavelength laser combined with topical benzoyl peroxide for inflammatory acne vulgaris: a split-face randomized controlled trial.
589/1319nmデュアル波長レーザーを炎症性ニキビに併用した無作為化比較試験です。
-
Efficacy and Safety of a Dual-Wavelength 589/1319 nm Laser for the Treatment of Acne Erythema: A Split-Face Randomized Controlled Trial.
ニキビ後の赤みに対する589/1319nmデュアル波長レーザーの有効性と安全性を評価したランダム化比較試験です。
-
Treatment protocols and efficacy of light and laser treatments in post-acne erythema.
ニキビ後紅斑に対する光・レーザー治療の考え方を整理したレビューです。
-
Treatment of acne scarring with a novel dual-wavelength laser.
デュアル波長レーザーをにきび瘢痕治療へ応用した報告です。
よくあるご質問
Q. 濃いシミも同時に消えますか?
病変により別のレーザーや治療が必要です。
Q. 肝斑へ必ず照射しますか?
活動性が高い場合は外用や遮光を優先します。
Q. 5回必要ですか?
回数と結果は皮膚状態により異なります。
ご予約・ご相談はこちら
症状の見え方や適応には個人差があります。実際の治療方針は診察で状態を確認したうえでご案内します。