ADM複合治療症例ADMルビーフラクショナル

ADMへルビーフラクショナル5回と外用治療を併用した症例

頬から額のADMに対し、ルビーフラクショナル5回とレチノール・ハイドロキノン系外用を併用した症例です。複合治療として色調変化とリスクを整理します。

Medical Information

この記事について

医師監修
形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
監修日
2026年1月30日
公開日
2026年1月30日
更新日
2026年7月10日

診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。

ADMへルビーフラクショナルと外用治療を行った症例画像

Contents

目次

  1. 当院・医師の見解
  2. 一般的な医学情報
  3. ADMの分布と色調を診断します
  4. 5回の照射を経過で評価します
  5. 外用の刺激と照射時期を調整します
  6. 費用の目安
  7. リスク・副作用・注意点
  8. 関連記事
  9. 関連施術・関連症状のご案内
  10. 根拠文献・専門情報
  11. よくあるご質問

Our Information

当院・医師の見解

元記事はADMにルビーフラクショナル5回と外用を併用した症例です。

色調変化はレーザーと外用の合算結果で、単一治療の効果として説明しません。

ADMの範囲と肝斑の重なりを診察し、刺激を重ねすぎないよう調整します。

General Medical Information

一般的な医学情報

ADMは真皮メラノサイトーシスの一種で、頬骨部などに青褐色斑を生じます。

肝斑や日光黒子とは色素の深さと炎症への反応が異なります。

694nmルビーレーザーはメラニンへ反応しますが、診断と皮膚色に応じた設定が必要です。

ADMの分布と色調を診断します

頬骨部から額の左右性を確認します。

肝斑や日光黒子との重なりを見ます。

5回の照射を経過で評価します

回数だけで結果を保証しません。

毎回の色素反応を確認します。

外用の刺激と照射時期を調整します

赤みや皮むけが強い時は休薬します。

保湿と遮光を継続します。

費用の目安

  • 全顔(看護師施術)1回 ¥16,500 / 1クール目5回 ¥66,000 / 2クール目以降5回 ¥55,000 / 医師施術 1回 ¥27,500

元記事はルビーフラクショナル5回と外用製品を併用しています。レーザー料金に外用製品代は含まれず、総額は処方内容で変わります。

リスク・副作用・注意点

  • 赤み、熱感、腫れ、かさぶた、炎症後色素沈着、色素脱失が生じることがあります。
  • ADMは複数回治療が必要な場合があり、完全に消えないことがあります。
  • 外用では乾燥、皮むけ、刺激性皮膚炎が生じることがあります。

レーザーと外用の刺激を重ねすぎないよう、皮膚反応に応じて使用頻度と照射時期を調整します。

References

根拠文献・専門情報

  1. Dermatol Surg. 2011

    Efficacy of 694-nm Q-switched ruby fractional laser treatment of melasma in female Korean patients.

    694nm Qスイッチルビーフラクショナルレーザーの反応を報告した論文です。

  2. Dermatol Surg. 2011

    Laser eradication of pigmented lesions: a review.

    色素性病変に対するレーザー治療の考え方を整理したレビューです。

  3. J Clin Aesthet Dermatol. 2024

    Update on Melasma Treatments.

    肝斑や色素性病変の治療で、手技と維持療法をどう組み合わせるかを整理したレビューです。

よくあるご質問

Q. 5回でADMが消えますか?

完全消失は保証できません。反応を見ながら回数を判断します。

Q. 外用も必ず必要ですか?

必須ではありません。色素の種類と皮膚反応で選びます。

Q. 写真はレーザーだけの結果ですか?

外用も併用しており、各治療の寄与を分離できません。

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症状の見え方や適応には個人差があります。実際の治療方針は診察で状態を確認したうえでご案内します。