施術紹介しわトライフィルプロ

トライフィルプロしわ瘢痕モードの考え方

トライフィルプロしわ瘢痕モードは、局所の凹みや癒着へマイクロサブシジョンと薬剤導入を組み合わせて考える治療です。当院の見方と一般的な医学情報、参考文献を整理します。

Medical Information

この記事について

医師監修
形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
監修日
2025年5月5日
公開日
2025年5月5日
更新日
2026年7月6日

診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。

トライフィルプロしわ瘢痕モードで凹みと薬剤導入を考える図

Contents

目次

  1. 当院・医師の見解
  2. 一般的な医学情報
  3. 局所の凹みを点で見たいときに向きやすいモードです
  4. ジュベルック併用は真皮内へ何を届けたいかで考えます
  5. 深い癒着や広い赤みは別治療と役割を分けます
  6. 費用の目安
  7. リスク・副作用・注意点
  8. 関連記事
  9. 関連施術・関連症状のご案内
  10. 根拠文献・専門情報
  11. よくあるご質問

Our Information

当院・医師の見解

当院では、トライフィルプロしわ瘢痕モードを、局所の凹みや癒着へ点でアプローチしたい場面で位置づけています。

深いローリング型や硬い癒着では手動サブシジョンを先に考えることがあり、顔全体の赤みや浅い凹凸を広く見たい場合はポテンツァなど別の治療と役割を分けています。

診察では、凹みの深さ、範囲、硬さ、薬剤をどこへ届けたいかを確認し、局所治療にするか、他治療と組み合わせるかを決めています。

General Medical Information

一般的な医学情報

萎縮性にきび瘢痕では、癒着を切り離すサブシジョン、表面を再構築するエネルギーデバイス、容積やコラーゲン産生を補う注入治療などを組み合わせる考え方が一般的です。

トライフィルプロのような機械的マイクロサブシジョンと薬剤導入を組み合わせる発想は、局所の凹み、浅い瘢痕、毛穴、肌質改善を同時に考えたい場面で応用されています。

一方で、装置固有のエビデンスより、にきび瘢痕の一般的な治療戦略、サブシジョン、ポリ乳酸系製剤や真皮内デリバリーに関する文献をもとに適応を考えるのが現実的です。

局所の凹みを点で見たいときに向きやすいモードです

トライフィルプロしわ瘢痕モードでは、目立つ凹みや癒着を一つずつ見ながら、局所へアプローチしやすい点が特徴です。

そのため、顔全体の肌質改善を主に見る治療とは異なり、狙いたい部位がはっきりしているときに候補になりやすいです。

ジュベルック併用は真皮内へ何を届けたいかで考えます

局所の凹みへアプローチするだけでなく、コラーゲン産生を目的とする薬剤をどこへ届けたいかで、治療の設計が変わります。

同じにきび跡でも、局所注入が向くのか、もう少し広い範囲へ均一に届けたいのかで、併用方法を調整します。

深い癒着や広い赤みは別治療と役割を分けます

深いローリング型や硬い癒着では、手動サブシジョンを先に考えた方がよいことがあります。

また、赤みや皮脂、浅い凹凸が顔全体に広がる場合は、ポテンツァや他の治療を組み合わせた方が考えやすく、同じ『凹み治療』でも役割は異なります。

費用の目安

  • トライフィルプロ・シワ瘢痕治療 1箇所(ジュベルック込み) ¥18,000
  • サブシジョン 2×2cm ¥33,000 / 5×5cm ¥66,000
  • 薬剤(ジュベルック) 1cc ¥33,000 / 3cc ¥55,000
  • ジュベルック注射 ニキビ跡・瘢痕1か所 ¥11,000

局所治療の範囲や薬剤量、他治療の追加で費用は変わります。実際の適応は診察でご確認ください。

リスク・副作用・注意点

  • 赤み、腫れ、内出血、色素沈着、かさぶた、熱感、針の跡、点状出血、皮下気腫などがみられることがあります。
  • 強い炎症や感染症がある場合、妊娠中、使用薬剤への過敏症がある場合などは施術を受けられないことがあります。
  • 施術当日の飲酒、激しい運動、サウナ、入浴は避け、施術後は乾燥と日焼けに注意が必要です。

実際のダウンタイムは、局所治療の範囲や併用治療の有無で変わるため、診察時の説明をご確認ください。

References

根拠文献・専門情報

  1. Am J Clin Dermatol. 2018

    Acne Scarring Management: Systematic Review and Evaluation of the Evidence.

    萎縮性にきび瘢痕に対する複数治療の組み合わせを整理した系統的レビューです。

  2. Facial Plast Surg Clin North Am. 2020

    Subcision: Indications, adverse reactions, and pearls.

    癒着を伴う瘢痕に対するサブシジョンの位置づけと注意点を整理したレビューです。

  3. J Clin Med. 2022

    Intradermal Injection of Poly-d, l-Lactic Acid Using Microneedle Fractional Radiofrequency for Acne Scars: An Open-Label Prospective Trial.

    PDLLAをRFマイクロニードリングと組み合わせたにきび瘢痕治療の前向き試験です。

  4. J Clin Aesthet Dermatol. 2022

    A Comprehensive Review of Non-Energy-Based Treatments for Acne Scarring.

    サブシジョン、注入治療、ケミカルリコンストラクションなど、非エネルギー系治療を整理したレビューです。

よくあるご質問

Q. トライフィルプロしわ瘢痕モードはどのような凹みに向いていますか?

局所の凹みや癒着を一点ずつ見たい場面で候補になります。深い癒着や広い範囲の凹凸では別の処置を先に考えることがあります。

Q. 全顔の薬剤導入とは何が違いますか?

しわ瘢痕モードは局所の凹みへ点でアプローチしやすいのに対し、全顔の薬剤導入はより広い範囲の肌質や浅い凹凸を見たいときに考えます。

Q. ダウンタイムはありますか?

あります。赤み、腫れ、内出血、熱感、針跡、色素沈着、かさぶたなどが出ることがあり、反応や期間には個人差があります。

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症状の見え方や適応には個人差があります。実際の治療方針は診察で状態を確認したうえでご案内します。