ピアス後の耳輪ケロイドを切除した術後1週間の症例
耳輪のピアス後ケロイドを切除した術後1週間の症例です。耳垂と異なる軟骨部の形態を考慮し、切除と再発予防を整理します。
Medical Information
この記事について
- 医師監修
- 形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
- 監修日
- 2023年6月7日
- 公開日
- 2023年6月7日
- 更新日
- 2026年7月10日
診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。


Contents
目次
Our Information
当院・医師の見解
元記事は耳輪ケロイドの術前と術後1週間の症例です。
耳輪は軟骨の形を保ちながら病変を切除する必要があります。
切除単独で完結とは考えず、ステロイドや圧迫など再発予防を検討します。
General Medical Information
一般的な医学情報
耳輪ケロイドはピアスなどの外傷後に生じ、痛みやかゆみを伴うことがあります。
耳垂より軟骨と皮膚の余裕が少なく、切除方法が耳の形へ影響します。
再発率を下げるため複合治療と長期観察が重要です。
軟骨と耳輪の形を確認します
病変の深さと範囲を診察します。
耳の輪郭を保つ術式を選びます。
術後1週間は早期経過です
腫れと内出血を含みます。
完成像ではありません。
長期の再発予防を続けます
ステロイドや圧迫を検討します。
再増大を長期に確認します。
費用の目安
- ケロイド治療は病変、症状、保険適用、術式、術後補助療法により費用が異なります
現行費用と保険適用は診察時にご確認ください。
リスク・副作用・注意点
- 出血、内出血、腫れ、痛み、感染、創離開、左右差、耳垂変形が生じることがあります。
- 切除後もケロイドが再発し、元より大きくなる可能性があります。
- ステロイドでは皮膚萎縮や色素変化、圧迫では皮膚障害、放射線では適応と長期リスクの検討が必要です。
術後1週間の形を完成像とせず、再発を長期に観察します。
References
根拠文献・専門情報
-
What Do We Know About Treating Recalcitrant Auricular Keloids? A Systematic Review and Meta-Analysis.
再発性耳介ケロイドで切除と圧迫・ステロイド・放射線を組み合わせた再発率を検討したレビューです。
-
Recurrence and Complications of Peri-operative Steroid Injection of Keloids: A Systematic Review and Meta-analysis.
ケロイド切除前後のステロイド注射と再発を整理したメタ解析です。
-
A Comparison of the Effectiveness of Triamcinolone and Radiation Therapy for Ear Keloids after Surgical Excision.
耳ケロイド切除後のステロイドと放射線療法を比較したメタ解析です。
よくあるご質問
Q. 切除だけで治りますか?
再発する可能性があり、補助療法を検討します。
Q. 耳の形は変わりますか?
病変範囲で変形リスクがあり、形を保つ術式を選びます。
Q. 1週間後で完成ですか?
完成ではなく、傷あとと再発を長期に確認します。
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症状の見え方や適応には個人差があります。実際の治療方針は診察で状態を確認したうえでご案内します。