たるみ複合治療症例たるみHIFU

たるみ治療でHIFUリニア・HIFU・ヒアルロン酸をどう組み合わせるか

たるみは骨格、脂肪、表情筋、皮膚の変化が重なります。HIFUリニア、HIFU、ヒアルロン酸を段階的に組み合わせた症例から、減らす治療と補う治療の順番を整理します。

Medical Information

この記事について

医師監修
形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
監修日
2023年3月31日
公開日
2023年3月31日
更新日
2026年7月10日

診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。

Contents

目次

  1. 当院・医師の見解
  2. 一般的な医学情報
  3. 先に減らす治療を入れると、足りない支えが見えやすくなります
  4. HIFUで輪郭を整理し、ヒアルロン酸で支えを補う考え方です
  5. 組み合わせ治療では評価時期と追加量を分けて考えます
  6. 費用の目安
  7. リスク・副作用・注意点
  8. 関連記事
  9. 関連施術・関連症状のご案内
  10. 根拠文献・専門情報
  11. よくあるご質問

Our Information

当院・医師の見解

当院では、フェイスラインや二重顎のもたつきがある場合、まず減らす治療を先に行った方が、その後にどこへ支えを補うべきかが見えやすいと考えることがあります。

HIFUで皮下組織の引き締めや輪郭のもたつきを整理したあとにヒアルロン酸を加えると、必要最小限の量で輪郭を整えやすいことがあります。

逆に、最初から足す治療だけを重ねると、どの影が支え不足で、どのもたつきが脂肪や皮膚由来なのかが分かりにくくなることがあります。

General Medical Information

一般的な医学情報

HIFUは深い支持層を引き締める目的で使われ、フェイスラインや下顎下のもたつきを整理したいときに候補になります。

ヒアルロン酸は、減ったボリュームや骨格支持を補い、影や輪郭をなだらかに整える目的で使われます。

そのため、輪郭のもたつきと支持低下が混在するケースでは、順番を分けて治療した方が過不足を減らしやすいと考えられています。

先に減らす治療を入れると、足りない支えが見えやすくなります

二重顎やフェイスラインのもたつきがあるときは、最初に引き締め治療を入れることで、どこが脂肪や皮下組織の問題で、どこが支え不足なのかを分けやすくなります。

この整理がついた状態でヒアルロン酸を考えると、必要以上に量を足さずに輪郭を整えやすくなります。

HIFUで輪郭を整理し、ヒアルロン酸で支えを補う考え方です

HIFUはもたついた輪郭や下顎下のボリューム感を整理したいときに候補になりやすく、ヒアルロン酸はその後に残る影や支え不足を補う目的で使います。

どちらか一方だけでは整理しにくいケースでも、役割を分けることで自然な輪郭変化につながることがあります。

組み合わせ治療では評価時期と追加量を分けて考えます

複数治療を同日にまとめるか、経過を見て段階的に行うかは、目的とダウンタイム許容度で変わります。

当院では、引き締めの変化を見たうえで、どこへどのくらい足すと自然かを判断するため、評価時期を分けて考えることがあります。

費用の目安

  • ハイフリニア 顎下 ¥33,000 / 頬 ¥33,000 / 目周り ¥27,000
  • ヒアルロン酸注入 1本 1cc ¥77,000

HIFUの回数、照射範囲、必要なヒアルロン酸量で費用は変わります。段階的に組み合わせる場合は時期も含めて診察時にご案内します。

リスク・副作用・注意点

  • HIFUでは、ヒリつき、熱感、赤み、腫れが出ることがあります。
  • ヒアルロン酸では、痛み、腫れ、内出血、左右差、血流障害などに注意が必要です。
  • 複数治療を段階的に行う場合は、各治療のダウンタイムと評価時期を分けて考える必要があります。

組み合わせ治療では、何を先に整えるかで仕上がりの読みやすさが変わります。診察では経過確認のタイミングまで含めて説明しています。

References

根拠文献・専門情報

  1. J Clin Aesthet Dermatol. 2021

    Customized Treatment Using Microfocused Ultrasound with Visualization for Optimized Patient Outcomes: A Review of Skin-tightening Energy Technologies and a Pan-Asian Adaptation of the Expert Panel's Gold Standard Consensus.

    HIFUを含むスキンタイトニング治療の適応と設計を整理したレビューです。

  2. Clin Plast Surg. 2016

    Microfocused Ultrasound for Skin Tightening.

    HIFUでどの層をどう引き締めるか、その限界を整理したレビューです。

  3. Aesthet Surg J. 2021

    The Facial Aging Process From the "Inside Out".

    顔面老化の深部構造変化を整理し、注入治療の役割を考えるためのレビューです。

  4. Clin Cosmet Investig Dermatol. 2021

    Treating Aging Changes of Facial Anatomical Layers with Hyaluronic Acid Fillers.

    各層の加齢変化とヒアルロン酸フィラーの使い分けを整理したレビューです。

よくあるご質問

Q. HIFUの後にすぐヒアルロン酸を入れますか?

ケースによります。同日で考えることもありますが、引き締めの変化を見てから追加した方が設計しやすい場合もあります。

Q. 最初からヒアルロン酸だけで整える方法もありますか?

あります。ただし、もたつきが主体のケースでは、先に減らす治療を入れた方が少ない量で自然に整えやすいことがあります。

Q. 組み合わせると不自然に見えませんか?

役割を分けて少しずつ設計すれば、不自然さを減らしやすいです。特に順番と量の調整が大切です。

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症状の見え方や適応には個人差があります。実際の治療方針は診察で状態を確認したうえでご案内します。