ポテンツァのダイヤモンドチップとは|針を使わないRFタイトニング
ダイヤモンドチップは針を刺さずにRFを照射するポテンツァのモードです。ニードル治療との違い、顔・首の引き締めで検討する適応、熱感や赤みの注意点を整理します。
Medical Information
この記事について
- 医師監修
- 形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
- 監修日
- 2023年3月17日
- 公開日
- 2023年3月17日
- 更新日
- 2026年7月10日
診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。




Contents
目次
Our Information
当院・医師の見解
当院ではダイヤモンドチップを、針を使うポテンツァとは別のタイトニングモードとして説明します。
皮膚の厚み、脂肪量、引き締めたい範囲を確認し、HIFUや他のRFと使い分けます。
針がないため無痛とは説明せず、熱感や赤み、まれな熱傷に注意します。
General Medical Information
一般的な医学情報
HIFUは深い層へ集束超音波を届けて支持組織を引き締める考え方が中心で、深さを分けて治療できる点が特徴です。
一方、モノポーラRFやバイポーラRFを用いる治療は、真皮や線維性の支持構造へ熱を広く届け、コラーゲン新生や引き締めを狙う方法として整理されています。
そのため、たるみ治療では単に強さを比べるのではなく、深い層の引き上げが必要か、表層から中層のハリや維持が主目的かで選択肢を分けて考えることが重要です。
針を使わずRFを照射します
電極間へRFを届け、組織を加熱します。
薬剤導入や瘢痕治療のニードルモードとは役割が異なります。
顔・首の引き締めで候補になります
脂肪量と皮膚のゆるみで適応を判断します。
強い下垂を機器だけで解決できるとは限りません。
熱感と皮膚反応を確認します
冷却や設定調整を行っても熱感を感じることがあります。
赤み、腫れ、熱傷リスクを説明します。
費用の目安
- ポテンツァ ダイヤモンドチップ ほうれい線・フェイスライン1回 ¥38,000 / 全顔1回 ¥48,400
照射範囲と回数で費用が変わります。
リスク・副作用・注意点
- HIFUでは、ヒリつき、熱感、赤み、腫れが出ることがあり、通常2から3日ほどで軽減することがあります。
- デンシティでは、部位により痛みや熱感を伴うことがあり、赤みは3日程度、腫れは2日程度で落ち着くことがあります。
- ポテンツァでは、痛み、出血斑、赤み、腫れが出ることがあり、角質が数日後に自然に脱落することがあります。
熱エネルギーを用いる治療では、乾燥、熱感、まれな熱傷リスクなどにも注意が必要です。治療後の保湿や紫外線対策、経過観察の説明もご確認ください。
References
根拠文献・専門情報
-
Microfocused Ultrasound for Skin Tightening.
マイクロフォーカス超音波による皮膚引き締めの基本を整理したレビューです。
-
Customized Treatment Using Microfocused Ultrasound with Visualization for Optimized Patient Outcomes: A Review of Skin-tightening Energy Technologies and a Pan-Asian Adaptation of the Expert Panel's Gold Standard Consensus.
HIFUを含むスキンタイトニング機器の整理と選び方をまとめたレビューです。
-
Minimally Invasive Approach to Skin Tightening of the Face and Body: Systematic Review of Monopolar and Bipolar Radiofrequency Devices.
顔面および体の皮膚引き締めに用いるRF機器のエビデンスをまとめた系統的レビューです。
-
Facial tightening with an advanced 4-MHz monopolar radiofrequency device.
顔面のたるみと質感に対するモノポーラRF治療の有効性と安全性を報告した研究です。
よくあるご質問
Q. 針を使わないので痛みはありませんか?
無痛ではありません。熱感や痛みを感じることがあります。
Q. ニキビ跡治療にも同じチップを使いますか?
主にタイトニング目的で、ニードルモードとは役割が異なります。
Q. 定期的に必ず受ける必要がありますか?
必須ではありません。反応と希望に応じて間隔を決めます。
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症状の見え方や適応には個人差があります。実際の治療方針は診察で状態を確認したうえでご案内します。