目の下の膨らみへ下眼瞼脱脂を行った1か月後の症例
目の下の脂肪突出へ下眼瞼脱脂を行った術前と1か月後の症例です。膨らみは減っても凹みが残る場合があるため、脱脂が向くクマと限界を整理します。
Medical Information
この記事について
- 医師監修
- 形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
- 監修日
- 2022年6月2日
- 公開日
- 2022年6月2日
- 更新日
- 2026年7月10日
診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。



Contents
目次
Our Information
当院・医師の見解
元記事は下眼瞼脱脂の術前と1か月後の経過です。
膨らみは減っていますが、脂肪注入を併用していないため、もともとの涙溝や骨格性の凹みは残ります。
当院では、脂肪を多く取ることより、膨らみと凹みのバランスを崩さないことを重視しています。
General Medical Information
一般的な医学情報
目の下のクマには眼窩脂肪の突出、涙溝の凹み、皮膚色、皮膚弛緩が関係します。
下眼瞼脱脂は結膜側から突出脂肪を減らす手術ですが、凹みや色調を直接治すものではありません。
1か月時点でも組織のむくみや硬さが残る場合があり、完成判断にはさらに経過が必要です。
膨らみと凹みを分けて診断します
脂肪突出が主因かを確認します。
涙溝や頬の支持も評価します。
1か月後も完成前として確認します
腫れは軽減しても硬さや左右差が残る場合があります。
写真だけで最終結果を判断しません。
脱脂で残る凹みには別の選択肢があります
ヒアルロン酸や脂肪注入が候補になる場合があります。
追加治療が全員に必要なわけではありません。
費用の目安
- 下眼瞼脱脂は術式、麻酔、追加治療の有無で費用が異なります
現行費用と適応は公式料金表および診察時にご確認ください。
リスク・副作用・注意点
- 腫れ、内出血、痛み、左右差、結膜浮腫が生じることがあります。
- 脂肪の取り過ぎによる凹み、取り残し、乾燥感、眼球運動時の違和感などに注意が必要です。
- まれに血腫、感染、複視、視力への影響など重い合併症が起こる可能性があります。
傷が見えない、1週間で治る、他術式より必ず軽いとは保証できません。
References
根拠文献・専門情報
-
Infraorbital Dark Circles: A Review of the Pathogenesis, Evaluation and Treatment.
目の下のクマの原因分類、評価、治療法を整理したレビューです。
-
Infraorbital Hollow Rejuvenation: Considerations, Complications, and Treatment Options.
涙袋下の凹みやクマに対する評価、合併症、治療選択をまとめたレビューです。
-
Efficacy and Safety of Hyaluronic Acid Filler for Correction of the Infraorbital Hollows.
涙袋下の凹みに対するヒアルロン酸フィラーの有効性と安全性を報告した研究です。
-
The Facial Aging Process From the "Inside Out".
眼窩周囲を含む顔面老化の深部構造変化を整理したレビューです。
よくあるご質問
Q. 傷あとが全く残らない手術ですか?
皮膚表面を切らない方法ですが、結膜側には手術創があり、無傷ではありません。
Q. 1週間で必ず腫れが引きますか?
保証できません。腫れと内出血の期間には個人差があります。
Q. 脱脂だけでクマが全て改善しますか?
凹みや色調が原因の場合は残るため、別の治療を検討します。
ご予約・ご相談はこちら
症状の見え方や適応には個人差があります。実際の治療方針は診察で状態を確認したうえでご案内します。