施術紹介たるみHIFU

頬の脂肪が多いとき、HIFUリニアをどう使うか

頬のもたつきや『顔が重く見える感じ』は、皮膚のたるみだけでなく、皮下脂肪量、エラの張り、こめかみや顎の支え不足などが重なって見えることがあります。HIFUのリニア照射をどのようなときに考えるか、当院の見方と一般的な医学情報、参考文献を整理します。

Medical Information

この記事について

医師監修
形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
監修日
2022年4月7日
公開日
2022年4月7日
更新日
2026年7月8日

診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。

頬のもたつきに対するHIFUリニア照射前後の正面比較写真

Contents

目次

  1. 当院・医師の見解
  2. 一般的な医学情報
  3. 丸く見える顔が、すべて『頬脂肪の多さ』で決まるわけではありません
  4. 頬脂肪が主役のときは、HIFUリニアが候補になります
  5. ただし、顎の支え不足やエラの張りでは別の治療が必要なことがあります
  6. 費用の目安
  7. リスク・副作用・注意点
  8. 関連記事
  9. 関連施術・関連症状のご案内
  10. 根拠文献・専門情報
  11. よくあるご質問

Our Information

当院・医師の見解

当院では、頬のもたつきが気になる方に対して、まず『頬脂肪が多いこと』が主因なのか、エラの発達や顎の支え不足など別の要素が主因なのかを分けて見ています。

頬のボリューム過多が主役なら、HIFUのリニア照射を候補にしやすく、下顔面の重さを減らす方向で考えます。

一方で、こめかみの凹みや顎のボリューム不足が背景にある場合は、減らす治療だけでは整いにくいため、他の治療を組み合わせる方が自然なことがあります。

General Medical Information

一般的な医学情報

HIFUは高密度焦点式超音波を用い、設定や機種によってSMAS、真皮、皮下組織など異なる層へ熱を届けながら、引き締めや輪郭調整を考える治療です。

現在の機種では、ドットモードとリニアモードのように照射方法を使い分ける設計があり、頬や顎下など脂肪層の比重が大きい部位で輪郭調整の候補になることがあります。

ただし、『顔が大きく見える』理由は脂肪だけで決まるとは限らず、咬筋肥大、骨格支持、皮膚のゆるみなどを分けて考えないと、治療がかみ合わないことがあります。

丸く見える顔が、すべて『頬脂肪の多さ』で決まるわけではありません

頬がプニプニして見えると、すぐに脂肪だけを原因と考えがちですが、実際にはエラの張り、こめかみの凹み、顎の小ささなどで輪郭全体が重く見えることがあります。

そのため、頬を減らす治療が向くかどうかは、顔全体のどこが主因かを分けて考えることが大切です。

頬脂肪が主役のときは、HIFUリニアが候補になります

当院のHIFUページでも、リニアモードは脂肪層へ作用させながら輪郭を整える候補として案内しています。

頬や顎下の重さが前に出ているときは、まず減らす方向で考えた方が、その後の輪郭設計がしやすいことがあります。

ただし、顎の支え不足やエラの張りでは別の治療が必要なことがあります

顔の全体的な形が整わない理由として、頬の脂肪過多だけでなく、エラの発達、こめかみの凹み、顎のボリューム不足が重なることがあります。

このような場合は、HIFUリニアだけで解決しようとせず、筋肉、骨格支持、皮膚のゆるみを分けて、治療の順番や組み合わせを考える方が自然です。

費用の目安

  • ハイフリニア 頬 ¥33,000 / 顎下 ¥33,000
  • ※4週間間隔で3回がおすすめです。

照射範囲や脂肪量、他治療との組み合わせで提案内容は変わります。実際の回数や順番は診察でご案内します。

リスク・副作用・注意点

  • 照射部位がヒリヒリしたり、熱感、赤み、腫れが出ることがありますが、通常は2〜3日で軽減します。
  • 治療後は乾燥しやすくなるため、保湿と紫外線対策が大切です。
  • 熱エネルギーを使う治療のため、まれに熱傷のリスクがあります。

当日は激しい運動、入浴、サウナなどの発汗行為を控え、トレチノインやピーリング剤は治療後7日目から再開してください。

References

根拠文献・専門情報

  1. Clin Plast Surg. 2016

    Microfocused Ultrasound for Skin Tightening.

    マイクロフォーカスト超音波による引き締め治療の適応と限界を整理したレビューです。

  2. Plast Reconstr Surg Glob Open. 2025

    A Systematic Review of High-Intensity Focused Ultrasound in Skin Rejuvenation.

    顔面・頸部の皮膚引き締めに対するHIFUの有効性と安全性をまとめた系統的レビューです。

  3. J Eur Acad Dermatol Venereol. 2017

    Efficacy and safety of non-invasive body tightening with high-intensity focused ultrasound.

    HIFUによる輪郭調整と安全性を検討した前向き研究です。

  4. J Clin Aesthet Dermatol. 2021

    Customized Treatment Using Microfocused Ultrasound with Visualization for Optimized Patient Outcomes: A Review of Skin-tightening Energy Technologies and a Pan-Asian Adaptation of the Expert Panel's Gold Standard Consensus.

    HIFUを含むエネルギーデバイスの選び方と適応を整理したレビューです。

よくあるご質問

Q. 頬が大きく見えるときは、HIFUリニアだけでよいですか?

頬脂肪が主因なら候補になりますが、エラの張りや顎の支え不足が主因なら別の治療を組み合わせた方が自然なことがあります。

Q. ハイフリニアは何回くらい行いますか?

公式案内では頬・顎下とも4週間間隔で3回がすすめられています。ただし、脂肪量や他治療との組み合わせで回数は変わるため、診察で決めています。

Q. ダウンタイムや注意点はありますか?

赤み、熱感、軽い腫れ、ヒリつきが出ることがありますが、通常は2〜3日で軽減します。当日は激しい運動や入浴、サウナを避け、保湿と紫外線対策を行ってください。

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症状の見え方や適応には個人差があります。実際の治療方針は診察で状態を確認したうえでご案内します。