ハイフ後にヒアルロン酸で不足を補って輪郭を整える考え方
たるみ治療では、引き締める治療と支えを補う治療を分けて考えた方が自然なことがあります。ハイフ後にヒアルロン酸を使って不足部位を補った症例をもとに、当院の考え方を整理します。
Medical Information
この記事について
- 医師監修
- 形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
- 監修日
- 2026年1月13日
- 公開日
- 2026年1月13日
- 更新日
- 2026年7月10日
診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。



Contents
目次
Our Information
当院・医師の見解
当院では、たるみ治療を『減らす治療』と『足す治療』に分けて考えることがあります。
元記事の症例でも、先にドクターハイフで整理したうえで、足りない部位だけヒアルロン酸を足している点がポイントです。
診察では、輪郭がぼやけて見える主因が皮膚や脂肪のもたつきなのか、支持不足なのかを分けて説明しています。
General Medical Information
一般的な医学情報
フェイスラインのたるみには、皮膚のゆるみ、脂肪の下垂、骨格支持の低下が重なって関わることがあります。
HIFUは主に引き締めに、ヒアルロン酸は失われた支えやボリューム補正に使い分けられます。
そのため、引き締めだけで足りない場合には、後から支えを補う方が自然なケースがあります。
たるみ治療は、減らす治療と足す治療を分けて考えます
元記事でも、顔の形を変えるには『足す治療と減らす治療がある』と整理されています。
当院でも、皮膚や脂肪のもたつきを先に整理した方がよいのか、支持不足を先に補った方がよいのかを分けて見ています。
先にハイフで整理すると、ヒアルロン酸で補う場所が見えやすくなります
引き締めを先に行うと、その後に本当に足りない部位だけを補いやすくなります。
今回のような複合治療では、ヒアルロン酸をむやみに増やすより、ハイフ後の輪郭を見て必要部位へ配分することが大切です。
小顔感は結果であって、主役は輪郭の整理です
元記事では『かなり小顔になられた』とありますが、当院では小顔感そのものより、輪郭の主因を整理した結果として捉えています。
どこを減らし、どこを足すかが合うと、無理に盛らなくても顔全体の印象がまとまりやすくなります。
費用の目安
- HIFU は照射範囲とショット数で費用が変わります。
- ヒアルロン酸注入 1本 1cc ¥77,000
- カテラン針使用料 ¥11,000
複合治療では、先にどこまで引き締めるか、後からどこへ支えを足すかで総額が変わります。実際の照射範囲と必要本数は診察時にご確認ください。
リスク・副作用・注意点
- HIFUではヒリつき、熱感、赤み、腫れが出ることがあります。
- ヒアルロン酸では腫れ、内出血、左右差、凹凸感、血流障害などに注意が必要です。
- 同日に複数の変化を強く求めすぎると不自然になることがあるため、役割分担が重要です。
当院では、ハイフで減らす範囲と、ヒアルロン酸で足す範囲を分けて考え、輪郭の主因がどこにあるかを確認しています。
References
根拠文献・専門情報
-
The Facial Aging Process From the "Inside Out".
顔面老化を深部構造から整理し、注入治療の優先順位を考えるためのレビューです。
-
Treating Aging Changes of Facial Anatomical Layers with Hyaluronic Acid Fillers.
各層の加齢変化とヒアルロン酸フィラーの使い分けを整理したレビューです。
-
Customized Treatment Using Microfocused Ultrasound with Visualization for Optimized Patient Outcomes: A Review of Skin-tightening Energy Technologies and a Pan-Asian Adaptation of the Expert Panel's Gold Standard Consensus.
HIFUを含むスキンタイトニング治療の適応と選び方を整理したレビューです。
-
Microfocused Ultrasound for Skin Tightening.
HIFUによる引き締め治療の適応と限界を整理したレビューです。
よくあるご質問
Q. たるみ治療はハイフだけで十分なこともありますか?
ありますが一律ではありません。皮膚や脂肪のもたつきが主因なら候補ですが、支持不足が強い場合はヒアルロン酸を組み合わせた方が自然なことがあります。
Q. ハイフの後にヒアルロン酸を使う理由は何ですか?
先に引き締めることで、後から補うべき不足部位が見えやすくなり、必要量を抑えつつ自然な輪郭を作りやすくなるためです。
Q. 複合治療で注意することはありますか?
赤みや腫れ、内出血などの一般的な注意点に加えて、同時に変化を求めすぎると不自然に見えることがあります。役割を分けて治療することが大切です。
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