施術紹介たるみHIFU

全顔の年齢感でHIFUとヒアルロン酸をどう組み合わせるか

全顔の年齢感は、皮膚のたるみだけではなく、支持組織や骨格の変化が重なって出てくることがあります。HIFUとヒアルロン酸をどう役割分担させるかを、当院で重視している見方と一般的な医学情報、参考文献から整理します。

Medical Information

この記事について

医師監修
形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
監修日
2022年11月3日
公開日
2022年11月3日
更新日
2026年7月8日

診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。

Contents

目次

  1. 当院・医師の見解
  2. 一般的な医学情報
  3. 全顔の年齢感は1つの層だけで説明できません
  4. HIFUは引き締め、ヒアルロン酸は支えの補正で役割が異なります
  5. 男性では凹凸感を残しながら若返りを設計します
  6. 費用の目安
  7. リスク・副作用・注意点
  8. 関連記事
  9. 関連施術・関連症状のご案内
  10. 根拠文献・専門情報
  11. よくあるご質問

Our Information

当院・医師の見解

当院では、全顔の年齢感を『しわ』や『たるみ』だけでまとめず、皮膚のゆるみ、脂肪の下垂、骨格支持の低下、影の出方を分けて見ています。

HIFUは肌と皮下組織の引き締めに役割があり、ヒアルロン酸は痩せた支えを補う役割があります。どちらか一方だけでは整理しにくいケースがあります。

特に男性では、女性のように丸く埋めるのではなく、輪郭の凹凸感を残しながら若々しさを戻す設計が大切だと考えています。

General Medical Information

一般的な医学情報

顔の加齢変化では、皮膚の弾力低下だけでなく、骨格支持の変化や深い層のボリューム低下が、疲れた印象や陰影の強さとして表れることがあります。

HIFUは深い支持層を引き締める治療として、ヒアルロン酸フィラーは減った支えや凹みを補う治療として使い分けられます。

そのため、全顔の若返りでは『引き締める治療』と『支えを補う治療』を分けて考えた方が、自然さと再現性を両立しやすいとされています。

全顔の年齢感は1つの層だけで説明できません

全顔が老けて見えるときは、皮膚のしわだけでなく、頬やフェイスラインの支持低下、影の出方、輪郭の曖昧さが重なっていることがあります。

そのため、部分の線を埋めるより、どの層の変化が全体印象を作っているかを見た方が治療を組み立てやすくなります。

HIFUは引き締め、ヒアルロン酸は支えの補正で役割が異なります

HIFUは肌と皮下組織の引き締めに役割があり、たるみ感や輪郭のもたつきを整理したいときに候補になります。

一方で、骨格支持や深い層のボリューム低下で生じる影には、ヒアルロン酸で支えを補った方が自然につながることがあります。

男性では凹凸感を残しながら若返りを設計します

男性の若返りでは、単に丸く埋めて柔らかく見せるのではなく、輪郭のシャープさや凹凸感を残しながら疲れた印象を減らすことが大切です。

そのため、どこを引き締めて、どこを支えるかを分けて考える方が、治療感を出しすぎずに全顔の印象を整えやすくなります。

費用の目安

  • オーダーメイドハイフ 全顔+首コース 医師施術 ¥128,000
  • ヒアルロン酸注入 1本 1cc ¥77,000

全顔治療では、照射範囲、必要本数、同日に行うか段階的に行うかで費用が変わります。実際の提案内容は診察時にご確認ください。

リスク・副作用・注意点

  • HIFUでは、ヒリつき、熱感、赤み、腫れが出ることがあります。
  • ヒアルロン酸では、痛み、腫れ、内出血、左右差、血流障害などに注意が必要です。
  • 全顔で治療を組み立てる場合は、仕上がりの自然さを優先して、部位ごとに段階的な調整が必要になることがあります。

全顔の年齢感では、引き締めと支えの補正を同じ比重で考えないことが大切です。診察では目的ごとに役割を分けて説明しています。

References

根拠文献・専門情報

  1. Aesthet Surg J. 2021

    The Facial Aging Process From the "Inside Out".

    顔面老化を深部構造から整理し、全顔設計を考えるためのレビューです。

  2. Clin Cosmet Investig Dermatol. 2021

    Treating Aging Changes of Facial Anatomical Layers with Hyaluronic Acid Fillers.

    各層の加齢変化とヒアルロン酸フィラーの使い分けを整理したレビューです。

  3. J Clin Aesthet Dermatol. 2021

    Customized Treatment Using Microfocused Ultrasound with Visualization for Optimized Patient Outcomes: A Review of Skin-tightening Energy Technologies and a Pan-Asian Adaptation of the Expert Panel's Gold Standard Consensus.

    HIFUを含むスキンタイトニング治療の適応を整理したレビューです。

  4. Facial Plast Surg. 2021

    Hyaluronic Acid Fillers for Midface Augmentation: A Systematic Review.

    中顔面を含む支持補正でのヒアルロン酸の有効性と安全性をまとめた系統的レビューです。

よくあるご質問

Q. 全顔の若返りはHIFUだけで考えますか?

一律ではありません。引き締めだけで整う場合もありますが、支持低下や影が強いときはヒアルロン酸を含めて考えた方が自然なことがあります。

Q. ヒアルロン酸を多く入れるほど若く見えますか?

必ずしもそうではありません。全顔では量を増やしすぎると重く見えることがあるため、必要な支えだけを補うことが大切です。

Q. 男性でもヒアルロン酸やHIFUを組み合わせますか?

あります。男性では凹凸感や輪郭のシャープさを残したいことが多いため、引き締めと支えの補正を分けて設計することがあります。

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