美容コラム

繰り返すニキビで洗顔を見直す|コラージュフルフル ホイップソープ

繰り返すニキビでは、薬や美容液に加えて洗いすぎ・摩擦を見直します。泡で出る薬用洗顔料を使う時も、炎症の程度と医療用治療の必要性を分けて考えます。洗顔後のつっぱりと外用の刺激も同時に確認します。

Medical Information

この記事について

公開日
2026年6月24日
確認日
2026年08月13日

W抗菌成分を含む泡タイプの薬用洗顔料

コラージュフルフル ホイップソープは、ミコナゾール硝酸塩とイソプロピルメチルフェノールを配合した薬用泡洗顔料です。泡立てる工程が少なく、手で強くこする動作を減らしやすい特徴があります。

医薬部外品の洗顔料であり、中等症以上の炎症性ニキビや瘢痕化するニキビを単独で治療する製品ではありません。

有効成分と医薬部外品としての製品表示を確認する資料として、医薬部外品の薬用泡状洗顔料で、『ニキビを防ぐ』効能を掲げる。 有効成分は抗真菌成分ミコナゾール硝酸塩と殺菌成分イソプロピルメチルフェノール(参考文献2)。

洗浄力より洗った後のつっぱりと赤みを見る

ぬるま湯で泡を短時間なじませ、強くこすらず十分に流します。回数を増やして皮脂を落とし続けると、乾燥と刺激で外用薬を続けにくくなることがあります。

洗顔回数と摩擦を整える判断を補うガイドラインとして、CQ43は推奨度C1で、痤瘡患者に1日2回の洗顔を推奨する。 根拠RCTでは洗顔回数による皮疹数の統計学的有意差はなかったが、1日2回から1日1回に減らして悪化した症例があり、1日4回群では脱落例があった(参考文献1)。

赤み・膿・瘢痕化がある時は標準治療を優先

痛い丘疹・膿疱、しこり、跡になりそうな病変、体幹ニキビが続く場合は、ベンゾイル過酸化物、外用レチノイド、抗菌薬、内服など適切な治療を検討します。

洗顔料を変えるだけで経過を待たず、皮疹数と瘢痕リスクから受診時期を決めます。

毎日続けられる手順へ簡素化

泡立てが負担な方や男性のスキンケアでも、洗顔、保湿、医療用外用、日焼け止めの順番を簡潔にすると継続しやすくなります。ヒリつき、発疹、かゆみが出た場合は中止します。

当院での診療の考え方

  1. 泡をぬるま湯で短時間なじませ、手で強くこすらない洗顔へ整えます。洗顔後につっぱる場合は、回数を増やさず保湿と外用の順番を見直します。
  2. 痛みのある丘疹・膿疱やしこりが続く場合は、洗顔料だけで待たず、ベンゾイル過酸化物や外用レチノイドなどのニキビ治療を組み合わせます。
  3. かゆみを伴う均一な毛包性丘疹ではマラセチア毛包炎も考え、W抗菌成分を含む洗顔料を使う目的をニキビ治療と混同しないように案内します。

治療の比較

薬用泡洗顔料 摩擦を減らした日常洗顔 洗顔だけでは管理しにくい炎症・瘢痕 日常の洗顔として使用 赤み、ヒリつき、かゆみ、接触皮膚炎 コラージュフルフル ホイップソープ(薬用泡洗顔料)メーカー公式価格:160mL 1,760円(税込)/300mL詰替2,200円(税込)

費用・リスク・承認状況

費用

  • コラージュフルフル ホイップソープ(薬用泡洗顔料)メーカー公式価格:160mL 1,760円(税込)/300mL詰替2,200円(税込)

主なリスク

  • 赤み、ヒリつき、かゆみ、乾燥、接触皮膚炎

薬用泡洗顔料(医薬部外品)であり、ニキビ治療薬ではありません。

よくある質問

1日に何回洗顔しますか?

朝晩を基本に、運動や発汗、乾燥、外用薬の刺激を見て調整します。回数より洗顔後のつっぱりを確認します。

泡は長く置いた方がよいですか?

泡を短時間やさしく広げ、ぬるま湯で十分に流します。長時間のパックや強い摩擦は避けます。

洗顔だけでニキビを管理できますか?

面皰、痛い丘疹、膿疱、瘢痕化の程度に応じて医療用外用や内服を組み合わせます。

使用を中止する症状は?

強いヒリつき、発疹、腫れ、ただれ、かゆみが続く場合は中止して相談してください。

参考文献

参考文献1:尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン策定委員会(山﨑研志ほか). 尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023. 日本皮膚科学会雑誌. 2023;133(3):407-450. doi:10.14924/dermatol.133.407.

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研究デザイン
日本皮膚科学会によるエビデンスベース診療ガイドライン。PubMed、医学中央雑誌Web、Cochrane Databaseを検索し、RCTのシステマティックレビューとRCTを優先して推奨度を決定。
対象
日本で診療される尋常性痤瘡患者。集簇性痤瘡、壊死性痤瘡、SAPHO症候群、PAPA症候群などは対象外。
主な結果
CQ43は推奨度C1で、痤瘡患者に1日2回の洗顔を推奨する。 根拠RCTでは洗顔回数による皮疹数の統計学的有意差はなかったが、1日2回から1日1回に減らして悪化した症例があり、1日4回群では脱落例があった。
限界
洗顔そのものの有効性を検証する比較試験は実施が難しく、直接エビデンスは不十分。 個々の洗顔製品・成分の有用性と刺激性は別途検証が必要。 推奨は『1日2回』であり、抗菌洗顔料が標準薬物治療を代替するという意味ではない。
COI・資金
ガイドライン改訂費用はすべて日本皮膚科学会が負担。 委員の企業講演料・研究費・奨学寄付などを本文で開示。関連薬剤の開発関与またはCOIがある委員は当該推奨度判定に関与しない運用。

参考文献2:持田ヘルスケア株式会社. コラージュフルフルホイップソープ(公式製品情報・公式成分表示). Accessed 2026-08-13.

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研究デザイン
該当なし(メーカー公式製品情報。臨床試験ではない)。
対象
繰り返すニキビ肌を想定した一般使用者。個別の臨床試験集団は提示されていない。
主な結果
医薬部外品の薬用泡状洗顔料で、『ニキビを防ぐ』効能を掲げる。 有効成分は抗真菌成分ミコナゾール硝酸塩と殺菌成分イソプロピルメチルフェノール。
限界
メーカー資料であり、独立した比較臨床試験ではない。 医薬部外品の効能は『ニキビを防ぐ』であり、尋常性痤瘡の治療薬としての治癒効果を示すものではない。 他の洗顔料との優越性や、標準薬物治療への上乗せ効果はこの資料からは判断できない。
COI・資金
メーカー作成資料。 製品販売元による公式情報であり商業的利害あり。

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