RF治療でコラーゲンはどう変わる?収縮と再構築の考え方
RF治療では、熱による組織反応を直後の収縮と、その後のコラーゲン再構築に分けて考えます。肌のハリを支える真皮構造と、治療効果を断定せず経過で評価する理由を整理します。
Medical Information
この記事について
- 医師監修
- 形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
- 監修日
- 2026年4月18日
- 公開日
- 2026年4月18日
- 更新日
- 2026年7月10日
診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。

Contents
目次
Our Information
当院・医師の見解
当院では、RF治療の直後に感じる引き締まりと、数週間以降の変化を分けて説明しています。
肌のたるみは真皮コラーゲンだけでなく、脂肪、支持靱帯、骨格など複数の層が関係するため、RFだけで一律に説明しません。
治療機器、出力、深さ、脂肪量を確認し、HIFUや注入治療との役割も分けます。
General Medical Information
一般的な医学情報
RFは組織の電気抵抗を利用して熱を生じさせ、真皮や皮下組織へ熱刺激を与える治療です。
研究では直後のコラーゲン変性・収縮と、その後の創傷治癒反応に伴う再構築が説明されています。
ただし機器や照射条件にばらつきがあり、必要回数や変化の程度を一律には保証できません。
コラーゲンは真皮の支持構造の一部です
コラーゲン線維は肌の強度や弾力を支えますが、たるみは一つの成分だけで決まりません。
加齢や紫外線による真皮変化に加え、皮下組織や骨格も評価します。
RFの熱反応を直後収縮と再構築に分けます
熱でコラーゲン構造が変化し、直後に収縮感が出ることがあります。
その後は時間をかけた組織反応を評価するため、直後だけで最終結果を判断しません。
機器・深さ・出力で反応が異なります
モノポーラ、バイポーラなどRFの方式で熱の入り方は異なります。
脂肪が少ない部位や神経走行を考慮し、適応と出力を調整します。
費用の目安
- オールタイト 300ショット 1回 ¥55,000 / 3回コース ¥139,000
この記事はRF一般の解説です。掲載料金は当院のRF治療例であるオールタイトの現行料金で、機器とショット数により異なります。
リスク・副作用・注意点
- 施術後は一時的な赤み、熱感、むくみ、軽い違和感が出ることがあります。
- 大きなダウンタイムは比較的少ない治療ですが、反応の出方や期間には個人差があります。
- 直後の変化が強く見えても、その後の見え方はむくみや経過で変わることがあります。
実際の反応や経過は肌状態や出力設計で変わるため、診察時に適応と注意点を確認します。
References
根拠文献・専門情報
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Radiofrequency therapy in esthetic dermatology: A review of clinical evidences.
皮膚老化に対するRFの作用機序と臨床報告を整理したレビューです。
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Evaluating the effectiveness and safety of radiofrequency for face and neck rejuvenation: A systematic review.
顔・頸部のRF治療の有効性と安全性を整理した系統的レビューです。
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Monopolar radiofrequency treatment for facial laxity: Histometric analysis.
モノポーラRF後の真皮線維変化を組織学的に評価した研究です。
-
Radiofrequency for the treatment of skin laxity: myth or truth.
RFの作用と研究の限界を検討したレビューです。
よくあるご質問
Q. RF治療は直後に完成しますか?
直後に引き締まりを感じる場合はありますが、むくみやその後の組織反応も含めて経過で評価します。
Q. RFでコラーゲンは必ず増えますか?
研究報告はありますが、機器や条件、個人差があり、変化の程度を保証するものではありません。
Q. HIFUとの違いは何ですか?
エネルギーの種類と狙う深さが異なります。脂肪量やたるみの層に応じて使い分けます。
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症状の見え方や適応には個人差があります。実際の治療方針は診察で状態を確認したうえでご案内します。