眉アートメイクの色・形をレーザーで修正するときの考え方
眉アートメイクの色調と形が希望に合わなくなった症例へレーザーを1回行った直後の経過です。色素ごとの反応、変色、複数回治療、再アートメイクまでの流れを整理します。
Medical Information
この記事について
- 医師監修
- 形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
- 監修日
- 2026年3月21日
- 公開日
- 2026年3月21日
- 更新日
- 2026年7月10日
診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。

Contents
目次
Our Information
当院・医師の見解
元記事は眉アートメイクへレーザーを1回行った直後の症例です。
目の下のヒアルロン酸も同時期に行っているため、目元全体の印象差をレーザーだけの結果としません。
当院では、色素の色、深さ、成分、肌色を確認し、必要に応じてテスト照射を行います。
General Medical Information
一般的な医学情報
化粧用タトゥー色素は複数の顔料を含み、表面の色だけからレーザー反応を予測できない場合があります。
照射後に隠れていた赤、橙、黄、緑、青などが現れたり、酸化鉄系色素が黒化したりすることがあります。
完全除去には複数回が必要なことが多く、再アートメイクは皮膚と色調が安定してから検討します。
色素の色と成分を確認します
施術歴と使用色素が分かれば確認します。
テスト照射を行う場合があります。
1回直後は完成結果ではありません
赤みと腫れを含む時点です。
数週間後に残る色と変色を評価します。
薄くしてから再デザインを検討します
完全除去を前提にしない場合もあります。
瘢痕や眉毛への影響を避けながら間隔を空けます。
費用の目安
- アートメイク除去は色、範囲、使用機器、回数により費用が異なります
診察でテスト照射と治療計画をご案内します。
リスク・副作用・注意点
- 赤み、腫れ、水疱、かさぶた、炎症後色素沈着、色素脱失が生じることがあります。
- 色素成分によって黒化や赤・橙・黄・緑など別色が現れることがあります。
- 眉毛の一時的または持続的な減少、瘢痕、完全に消えない可能性があります。
1回直後の薄化を完成結果とせず、皮膚が回復してから残存色素を評価します。
References
根拠文献・専門情報
-
Lasers for the treatment of eyebrow microblading and cosmetic tattoo pigment: a review of the literature.
眉アートメイク色素のレーザー除去と変色・有害事象を整理したレビューです。
-
Laser Removal of Eyeliner and Eyebrow Tattoos: Chart Review, Experiences, and Learnings.
眉・アイライン除去76例で、治療後に別色が現れる経過を報告した研究です。
-
Cosmetic Eyebrow Tattoo Removal Using a Q-Switched Ruby Laser: A Case Report.
Qスイッチルビーレーザーによる眉色素除去と眉毛密度低下を報告した症例です。
よくあるご質問
Q. 1回で完全に消えますか?
多くの場合は複数回が必要で、完全に消えないこともあります。
Q. レーザー後に色が変わることはありますか?
あります。黒化や赤・橙・黄など別色が現れる可能性があります。
Q. すぐに新しいアートメイクを入れられますか?
皮膚と色調が安定するまで待ち、残存色素を確認してから判断します。
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症状の見え方や適応には個人差があります。実際の治療方針は診察で状態を確認したうえでご案内します。