ヒアルロン酸・眼瞼下垂手術・肌治療を重ねた2年間の経過
2年間の見た目の変化は、ヒアルロン酸、眼瞼下垂手術、ポテンツァやマッサージピールが重なった結果です。単一治療の効果としてまとめず、目の下・上まぶた・肌質へ各治療が担った役割を整理します。
Medical Information
この記事について
- 医師監修
- 形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
- 監修日
- 2025年11月19日
- 公開日
- 2025年11月19日
- 更新日
- 2026年7月10日
診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。



Contents
目次
Our Information
当院・医師の見解
当院では、長期経過写真を評価するとき、どの時期にどの治療を行ったかを分け、単一治療の効果として説明しすぎないことを重視しています。
元記事の症例では、ヒアルロン酸で目の下や顔全体の支えを補い、眼瞼下垂手術で上まぶたの開きと皮膚のかぶさりを整えています。
さらにポテンツァの肝斑治療とマッサージピールを継続しており、2年後の印象には輪郭・目元・肌質の変化が重なっています。
General Medical Information
一般的な医学情報
目の下の影や顔全体のボリューム不足にはフィラーが、上まぶたの開けにくさや視野障害には眼瞼下垂手術が候補になります。
眼瞼下垂は機能面の評価が必要で、皮膚余剰、挙筋機能、眉の代償、左右差を確認して術式を決めます。
肝斑や肌質治療は輪郭や開瞼を直接変える治療ではありませんが、色調や質感が整うことで顔全体の印象に影響します。
2年間の変化は、治療ごとの役割を分けて見ます
目の下、上まぶた、肌色は同じ治療で一度に変えたものではありません。
治療時期と対象部位を分けることで、次のメンテナンスが必要な場所も判断しやすくなります。
ヒアルロン酸と眼瞼下垂手術は、目元でも目的が異なります
ヒアルロン酸は主に凹みや支持不足を補い、眼瞼下垂手術は上まぶたの開けにくさやかぶさりへ対応します。
どちらか一方だけで目周りの全てを整える治療ではありません。
肌治療の継続は、色調と質感の経過として評価します
元記事ではポテンツァの肝斑治療後にマッサージピールを継続しています。
輪郭や目元の構造変化とは分け、肌の明るさや質感の変化として経過を確認します。
費用の目安
- ヒアルロン酸注入 1本 1cc ¥77,000 / 必要本数は注入部位により異なります
- 眼瞼下垂として保険診療になる場合は、適応と術式により費用体系が異なります
- ポテンツァ 肝斑治療コース 全顔 5回 ¥165,000
- マッサージピールは施術範囲と回数により費用が異なるため、現行料金表をご確認ください
元記事は2年間に複数治療を行った経過です。すべてを同時に行う費用ではなく、各治療を受けた時点の適応と回数で総額が変わります。
リスク・副作用・注意点
- ヒアルロン酸では、腫れ、内出血、左右差、凹凸、まれに血流障害や遅発性反応などに注意が必要です。
- 眼瞼下垂手術では、腫れ、内出血、左右差、過矯正・矯正不足、閉じにくさ、乾燥感などが生じることがあります。
- ポテンツァやピーリングでは、赤み、ひりつき、乾燥、点状出血、角質の脱落などがみられることがあります。
治療時期と部位が異なるため、経過中の変化を一つの施術だけによるものと断定せず、診療記録と写真を照合して評価します。
References
根拠文献・専門情報
-
Hyaluronic Acid Fillers for Midface Augmentation.
中顔面の支持やボリューム補正でヒアルロン酸をどう使うかをまとめたレビューです。
-
Whole-Face Approach with Hyaluronic Acid Fillers.
一部位ではなく顔全体のバランスでヒアルロン酸を設計する考え方を整理したレビューです。
-
Ptosis: causes, presentation, and management.
眼瞼下垂の原因、症状、評価、治療を整理したレビューです。
-
Evaluation and Management of Blepharoptosis.
眼瞼下垂の患者評価と代表的な手術介入を整理したレビューです。
よくあるご質問
Q. ヒアルロン酸で眼瞼下垂は治りますか?
眼瞼下垂そのものを治す治療ではありません。ヒアルロン酸は凹みや支持不足、眼瞼下垂手術は開けにくさや視野障害へ役割を分けます。
Q. 2年間の変化はどの治療の効果ですか?
単一治療だけの効果とは判断できません。ヒアルロン酸、手術、肌治療が異なる時期と部位に作用した結果として評価します。
Q. 眼瞼下垂手術は保険診療になりますか?
視野障害や開瞼障害など機能的な適応を満たす場合は保険診療になることがあります。診察で確認します。
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