ニキビ・赤み複合治療症例ニキビポテンツァ

ニキビ・赤みへポテンツァとアドバテックスを組み合わせた症例

頬やフェイスラインのニキビと顔全体の赤みが重なる場合、肌全体の再構築を狙う治療と、赤み・皮脂を見たい治療では役割が異なります。ポテンツァとアドバテックスを行った症例を整理します。

Medical Information

この記事について

医師監修
形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
監修日
2025年7月12日
公開日
2025年7月12日
更新日
2026年7月10日

診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。

ニキビと赤みへポテンツァとアドバテックスを組み合わせた症例画像

Contents

目次

  1. 当院・医師の見解
  2. 一般的な医学情報
  3. 頬・フェイスラインのニキビと全顔の赤みを分けて見ました
  4. ポテンツァは肌全体の再構築を考える段階で使います
  5. アドバテックスは赤み・皮脂の維持治療として検討します
  6. 費用の目安
  7. リスク・副作用・注意点
  8. 関連記事
  9. 関連施術・関連症状のご案内
  10. 根拠文献・専門情報
  11. よくあるご質問

Our Information

当院・医師の見解

当院では、活動性ニキビ、ニキビ跡の凹凸、顔全体の赤み、皮脂を分け、同じ機器だけで一律に治療しません。

この症例ではポテンツァとアドバテックスを行っているため、経過は複数治療を合わせた結果として評価しています。

ポテンツァはRFマイクロニードリングによる肌全体の再構築、アドバテックスは赤みや皮脂を見たい時期の選択肢として役割を分けました。

General Medical Information

一般的な医学情報

萎縮性にきび瘢痕では、RFマイクロニードリングのように肌全体の再構築を狙う治療と、サブシジョンのように癒着を解除する治療とで役割が異なります。

深いボックスカー型やローリング型では、表面の治療だけでは変化が出にくいことがあり、局所処置や薬剤注入を組み合わせる考え方が一般的です。

コラーゲン増生を目的とする製剤は、局所注入や機器によるドラッグデリバリーと併用されることがありますが、製品名ごとの差よりも、届ける層と範囲、回数設計が重要です。

頬・フェイスラインのニキビと全顔の赤みを分けて見ました

新しいニキビが続く時期と、赤みや皮脂が残る時期では治療の優先順位が変わります。

経過写真は複合治療後のため、単独治療の比較ではありません。

ポテンツァは肌全体の再構築を考える段階で使います

RFマイクロニードリングで毛穴、浅い凹凸、肌質を広く見たいときに候補になります。

薬剤を追加する場合も、届ける範囲と目的を先に決めます。

アドバテックスは赤み・皮脂の維持治療として検討します

炎症が落ち着いた後も赤みや皮脂が残る場合に候補になります。

維持治療の回数や間隔は固定せず、再燃と肌反応を確認して決めます。

費用の目安

  • アドバテックス(589+1319nm)全顔(スポット照射込み)1回 ¥30,000 / 5回 ¥139,000
  • 顎下(オプション)1回 ¥6,000
  • ポテンツァ 赤み・ニキビ・毛穴 全顔 1回 ¥55,000 / 3回 ¥156,750

元記事は複数施術を行った症例です。施術ごとの回数、範囲、追加薬剤により総額は変わります。

リスク・副作用・注意点

  • アドバテックスでは、一時的な赤み、ほてり、乾燥などが出ることがあります。
  • ポテンツァでは、赤み、腫れ、点状出血、乾燥、かさぶた、色素沈着などが生じることがあります。
  • 複合治療では刺激が重なることがあり、肌状態によって同日施術を避けたり、間隔を調整したりします。

元記事は複数治療後の経過であり、見た目の変化をどちらか一方だけの効果とは判断できません。

References

根拠文献・専門情報

  1. Arch Dermatol Res. 2025

    Efficacy and safety of the 589/1319 nm solid-state dual-wavelength laser combined with topical benzoyl peroxide for inflammatory acne vulgaris: a split-face randomized controlled trial.

    589/1319nmデュアル波長レーザーを炎症性ニキビに併用した無作為化比較試験です。

  2. J Cosmet Dermatol. 2026

    Efficacy and Safety of a Dual-Wavelength 589/1319 nm Laser for the Treatment of Acne Erythema: A Split-Face Randomized Controlled Trial.

    ニキビ後の赤みに対する589/1319nmデュアル波長レーザーの有効性と安全性を評価したランダム化比較試験です。

  3. PubMed PMID: 33577211

    Radiofrequency Microneedling: A Comprehensive and Critical Review.

    RFマイクロニードリングの適応や併用の考え方をまとめたレビューです。

  4. PubMed PMID: 36449872

    Intradermal Injection of Poly-d, l-Lactic Acid Using Microneedle Fractional Radiofrequency for Acne Scars: An Open-Label Prospective Trial.

    PDLLAをRFマイクロニードリングと組み合わせたにきび瘢痕治療の前向き試験です。

よくあるご質問

Q. ポテンツァとアドバテックスは同じ効果ですか?

同じではありません。RFによる肌全体の再構築と、赤み・皮脂へのレーザーという役割に分けます。

Q. 2つを必ず同日に受けますか?

必須ではありません。刺激や炎症の状態により、時期を分けて行うことがあります。

Q. この症例の変化はアドバテックスだけの効果ですか?

いいえ。複数治療後の経過であり、どちらか一方だけの効果とは判断できません。

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症状の見え方や適応には個人差があります。実際の治療方針は診察で状態を確認したうえでご案内します。