赤み・ニキビへアドバテックスを行った治療経過
赤みや炎症性ニキビへアドバテックスを行った経過写真です。589nmと1319nmの役割、複数回で評価する理由、レーザーだけでは治療しきれない症状を整理します。
Medical Information
この記事について
- 医師監修
- 形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
- 監修日
- 2025年6月1日
- 公開日
- 2025年6月1日
- 更新日
- 2026年7月10日
診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。

Contents
目次
Our Information
当院・医師の見解
当院では、アドバテックスの症例写真を赤み、活動性ニキビ、皮脂、瘢痕に分けて評価します。
元投稿は治療経過を示していますが、照明や撮影条件、自然経過の影響もあるため、写真だけで効果を断定しません。
複数回治療が候補になる場合も、毎回の反応を確認して同じ設定を繰り返すか判断します。
General Medical Information
一般的な医学情報
589nmはヘモグロビンを標的とし、血管反応を伴う赤みで用いられることがあります。
1319nmは真皮加熱や皮脂関連の変化を目的に使われますが、活動性ニキビでは外用・内服治療も重要です。
単純性血管腫などの血管性病変は診断が必要で、すべての赤い病変を同じ設定で治療するものではありません。
赤み・ニキビ・皮脂を分けて評価します
血管拡張と炎症性丘疹を同じ所見として扱いません。
スキンケアや外用薬の使用状況も確認します。
単回ではなく経過で反応を見ます
赤みとニキビでは変化する時期が異なることがあります。
回数を重ねれば必ず改善するとは限りません。
瘢痕や色素沈着は別の治療を検討します
凹み瘢痕はサブシジョンやRF治療が候補になる場合があります。
色素性病変と血管性病変を診断で分けます。
費用の目安
- アドバテックス(589+1319nm)全顔(スポット照射込み)1回 ¥30,000 / 5回 ¥139,000
- 顎下(オプション)1回 ¥6,000
照射範囲、回数、併用施術で総額は変わります。現行料金は公式料金表をご確認ください。
リスク・副作用・注意点
- 照射中の熱感や刺激感、一時的な赤み、ほてり、乾燥が生じることがあります。
- 症状や照射内容により、腫れ、色素変化、炎症の悪化などが生じる可能性があります。
- 赤みや皮脂の変化には個人差があり、一定期間や効果を保証するものではありません。
皮脂の変化が一定期間続く、ダウンタイムがない、という保証はせず、診察ごとに反応を確認します。
References
根拠文献・専門情報
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Efficacy and safety of the 589/1319 nm solid-state dual-wavelength laser combined with topical benzoyl peroxide for inflammatory acne vulgaris: a split-face randomized controlled trial.
589/1319nmデュアル波長レーザーを炎症性ニキビに併用した無作為化比較試験です。
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Efficacy and Safety of a Dual-Wavelength 589/1319 nm Laser for the Treatment of Acne Erythema: A Split-Face Randomized Controlled Trial.
ニキビ後の赤みに対する589/1319nmデュアル波長レーザーの有効性と安全性を評価したランダム化比較試験です。
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Treatment protocols and efficacy of light and laser treatments in post-acne erythema.
ニキビ後紅斑に対する光・レーザー治療の考え方を整理したレビューです。
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Treatment of acne scarring with a novel dual-wavelength laser.
デュアル波長レーザーをにきび瘢痕治療へ応用した報告です。
よくあるご質問
Q. ダウンタイムはありませんか?
赤み、ほてり、乾燥、腫れなどが生じることがあり、ダウンタイムがないとは言えません。
Q. 何回受ければ改善しますか?
症状と反応で異なります。毎回の経過を確認して回数と間隔を決めます。
Q. 赤あざにも使えますか?
血管性病変は種類と深さの診断が必要です。診察後に機器と設定を選びます。
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症状の見え方や適応には個人差があります。実際の治療方針は診察で状態を確認したうえでご案内します。