まぶたの左右差と三角目へ二重切開を行った直後の症例
左右で異なる二重幅と三角形に見える目元へ、左右別の設計で二重切開を行った直後の症例です。額を使う開瞼や既往も含め、完成前の写真をどう見るか整理します。
Medical Information
この記事について
- 医師監修
- 形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
- 監修日
- 2022年7月18日
- 公開日
- 2022年7月18日
- 更新日
- 2026年7月10日
診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。

Contents
目次
Our Information
当院・医師の見解
元記事の症例では、左右で二重幅と目の形が異なり、額を強く使って目を開ける動きも確認できました。
左右を同じ幅で切開するのではなく、皮膚のかぶさりと開瞼時の形に合わせて設計を変えています。
掲載写真は術直後で、腫れを含むため完成像ではありません。
General Medical Information
一般的な医学情報
二重の左右差には、皮膚量、眼窩脂肪、眼瞼挙筋機能、眉の高さ、既往手術など複数の要因が関係します。
額の筋肉を使って開瞼している場合は、二重幅だけでなく眼瞼下垂の評価が必要になることがあります。
切開直後は腫れと炎症でラインが広く見え、左右差が一時的に強調されることがあります。
左右差と開瞼の癖を診察します
二重幅だけでなく、眉の位置と額の収縮を確認します。
ハードコンタクトレンズの使用歴や既往手術も診断材料になります。
左右で設計を調整します
左右を機械的に同じ幅へするのではなく、開いた時の形を基準にします。
完全な左右対称を保証するものではありません。
術直後は完成前の経過です
腫れ、内出血、ラインの乱れが見られる時期です。
数日から数か月の変化を診察で追います。
費用の目安
- 切開法(両目) ¥275,000
- ROOF切除(オプション) ¥110,000
埋没糸抜去の有無や処理範囲で提案内容は変わります。必要なオプションや保険診療の適応は診察時にご確認ください。
リスク・副作用・注意点
- 術直後は腫れ、内出血、左右差、傷あとが目立ちやすい時期があります。
- ラインが広く見えたり不安定に見えたりすることがあります。
- 乾燥感、閉じにくさ、一時的なしびれ感が出ることがあります。
直後の見え方だけで判断せず、角膜保護と経過観察を含めて診察で確認します。
References
根拠文献・専門情報
-
Technical Pearls and Outcomes of Upper Blepharoplasty with or without Ptosis Repair.
上眼瞼形成の設計、術後成績、眼瞼下垂修正を併用する場面を整理した報告です。
-
Asian Upper Blepharoplasty: A Comprehensive Approach.
アジア人の上眼瞼形成で、ライン設計、厚み、既往手術の影響をどう考えるかを整理したレビューです。
-
Upper Eyelid Blepharoplasty: Evaluation, Treatment, and Complication Minimization.
上眼瞼形成の術前評価と合併症を減らす考え方をまとめたレビューです。
-
The Causes and Management of Asymmetrical Double Eyelids.
二重の左右差が生じる背景と、術後早期に注意したい見え方を整理したレビューです。
よくあるご質問
Q. 術直後の幅が完成時の幅ですか?
違います。術直後は腫れで広く見えるため、時間をかけて評価します。
Q. 左右を同じ幅で切れば左右差はなくなりますか?
皮膚量や開瞼機能が異なるため、同じ幅の設計が最適とは限りません。
Q. 額を使って目を開けるのは問題ですか?
眼瞼下垂などが隠れている場合があるため、診察で開瞼機能を確認します。
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症状の見え方や適応には個人差があります。実際の治療方針は診察で状態を確認したうえでご案内します。