ヒアルロン酸症例たるみヒアルロン酸

おでこの丸みをヒアルロン酸1.5ccで自然に整える考え方

おでこの治療では、高さを作ることより、正面と横顔で自然な曲線につながるかが大切です。ヒアルロン酸1.5ccで丸みを整えた症例をもとに、当院の考え方を整理します。

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この記事について

医師監修
形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
監修日
2021年12月12日
公開日
2021年12月12日
更新日
2026年7月10日

診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。

Contents

目次

  1. 当院・医師の見解
  2. 一般的な医学情報
  3. おでこの治療は、高さより曲線を優先します
  4. 1.5ccでも変化が出るのは、入れる場所を絞るからです
  5. 横顔まで見て止めどころを決めます
  6. 費用の目安
  7. リスク・副作用・注意点
  8. 関連記事
  9. 関連施術・関連症状のご案内
  10. 根拠文献・専門情報
  11. よくあるご質問

Our Information

当院・医師の見解

当院では、おでこのヒアルロン酸を『高く見せるための処置』としてではなく、凹みや平坦さをなだらかな曲線へつなぐ治療として考えています。

前額は正面だけでなく、横顔で見たときの丸みと眉上との連続性が重要です。今回のように1.5cc程度でも、入れる場所を絞ると自然な変化につながることがあります。

診察では、額中央、眉上、こめかみの影と動き方を確認し、どこまで整えると不自然さが出にくいかを一緒に見ています。

General Medical Information

一般的な医学情報

おでこの見え方には、骨格、皮下組織の厚み、前頭筋の動き、上顔面のボリューム低下が関わります。

ヒアルロン酸フィラーは、凹みを補うだけでなく、光の反射や輪郭の見え方を整える目的でも用いられます。

一方で、額は動きの影響が大きい部位のため、量だけを増やすと重たさや不自然さが出ることがあります。必要な場所へ少量ずつ支えを置く考え方が重要です。

おでこの治療は、高さより曲線を優先します

元記事では、もともとの凸凹がなだらかな曲線へ変わった点が主題になっています。おでこ治療では、正面で高く見せることより、凹みの強い場所をどこまで曲線へつなげるかが重要です。

とくに額中央だけを高くしようとすると、眉上やこめかみとの境目が不自然になりやすいため、全体の移行を見ながら量を決める必要があります。

1.5ccでも変化が出るのは、入れる場所を絞るからです

前額は量の多さより、どこに支えを置くかで見え方が大きく変わります。

今回のように少量でも、凹みの主役となる部分を見極めて整えると、横から見た印象がやわらぎ、額全体の丸みが自然に見えやすくなります。

横顔まで見て止めどころを決めます

おでこは鏡の正面像だけでなく、横顔での連続性を確認して調整することが大切です。

当院では、術前の診察で希望する丸みの方向性を共有し、入れすぎによる重たさを避けながら、自然に見える範囲で止めることを重視しています。

費用の目安

  • ヒアルロン酸注入 1本 1cc ¥77,000
  • 前額施術料 ¥22,000

おでこの治療は必要量に個人差があり、1cc未満で整う方もいれば、複数回に分けて調整する方もいます。実際の本数と総額は額の形と目指す丸みで変わります。

リスク・副作用・注意点

  • 内出血、一時的な腫れや痛み、違和感がみられることがあります。
  • まれに頭痛、遅発性反応、血流障害などの重い合併症に注意が必要です。
  • 額は入れすぎると重たい印象になりやすいため、量と位置の調整が重要です。

おでこは動きと骨格の両方を見る部位です。当院では、一度に強く変えるより、自然な丸みで止める設計を優先しています。

References

根拠文献・専門情報

  1. Aesthetic Plast Surg. 2013

    Understanding the functional anatomy of the frontalis and glabellar complex for optimal aesthetic botulinum toxin type A therapy.

    前頭筋と眉間周囲の機能解剖を踏まえたボツリヌストキシン治療の考え方を整理した論文です。

  2. Aesthet Surg J. 2021

    The Facial Aging Process From the "Inside Out".

    顔面老化を深部構造から整理し、注入治療の優先順位を考えるためのレビューです。

  3. J Drugs Dermatol. 2016

    Review of Periorbital and Upper Face: Pertinent Anatomy, Aging, Injection Techniques, Prevention, and Management of Complications of Facial Fillers.

    上顔面フィラー治療の解剖、加齢変化、合併症予防を整理したレビューです。

  4. Clin Cosmet Investig Dermatol. 2021

    Treating Aging Changes of Facial Anatomical Layers with Hyaluronic Acid Fillers.

    各層の加齢変化とヒアルロン酸フィラーの使い分けを整理したレビューです。

よくあるご質問

Q. おでこのヒアルロン酸は多く入れた方がきれいになりますか?

一律ではありません。額は量より曲線のつながりが重要で、少量でも自然に整う方がいる一方、入れすぎると重たく不自然に見えることがあります。

Q. おでこのヒアルロン酸では何を診察で見ますか?

額中央の凹みだけでなく、眉上やこめかみとのつながり、前頭筋の動き、横顔での曲線を確認しながら治療設計を考えます。

Q. おでこのヒアルロン酸で注意することはありますか?

内出血や腫れ、頭痛などがみられることがあり、まれに血流障害など重い合併症に注意が必要です。安全性と自然さの両方を見ながら段階的に調整することが大切です。

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症状の見え方や適応には個人差があります。実際の治療方針は診察で状態を確認したうえでご案内します。