男性のクマとほうれい線をヒアルロン酸3ccで自然に整える考え方
男性でも、目の下のクマと深いほうれい線が重なると、疲れた印象や年齢感が強く見えることがあります。ヒアルロン酸3ccで中顔面の影を自然に整えた症例をもとに、当院の考え方を整理します。
Medical Information
この記事について
- 医師監修
- 形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
- 監修日
- 2022年1月18日
- 公開日
- 2022年1月18日
- 更新日
- 2026年7月10日
診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。



Contents
目次
Our Information
当院・医師の見解
当院では、男性の注入治療で、頬トップを大きく作ることより、疲れて見える影を自然にやわらげることを重視しています。
クマとほうれい線が同時に目立つケースでは、目元だけ、線だけでなく、中顔面の支えをまとめて見る方が自然に整いやすいことがあります。
診察では、目の下の凹み、鼻横の段差、頬の支えを分けて見ながら、どこに役割を持たせるかを決めています。
General Medical Information
一般的な医学情報
目の下のクマやほうれい線は、局所の凹みだけでなく、中顔面の支持低下や頬の位置変化が重なることで目立つことがあります。
ヒアルロン酸フィラーは、涙袋下や鼻横そのものに加えて、中顔面の支えを補う目的でも用いられます。
男性では、過度に頬の丸みを作らずに、影のコントラストを減らす設計が向くことがあります。
男性では、頬を高くするより影を整える方が自然なことがあります
元記事でも、女性のように頬トップを作らなくてよいという説明が入っています。
男性の中顔面では、立体感を強く出すより、クマとほうれい線の影をやわらげる設計の方が自然に見えやすいことがあります。
クマとほうれい線は、中顔面の支えとして一緒に見た方が整理しやすくなります
目の下と口元は離れた部位ですが、どちらも中顔面の凹みや支え低下が影響していることがあります。
そのため、片方だけを埋めるより、中顔面のどこで影が強くなっているかを分けて考えることが大切です。
3ccでも、部位ごとに役割を分けると自然に見えやすくなります
同じ3ccでも、目元の凹み、中顔面、鼻横のどこへどれだけ配分するかで結果は変わります。
当院では、疲れた印象を減らすことを主役にして、必要な場所へ役割を分けて注入する考え方を取ることがあります。
費用の目安
- ヒアルロン酸注入 1本 1cc ¥77,000
- カテラン針使用料 ¥11,000
クマとほうれい線を同時に整える治療では、目元、中顔面、鼻横のどこを主役にするかで必要本数が変わります。総額は診察時の設計で個別に決まります。
リスク・副作用・注意点
- 腫れ、内出血、痛み、左右差、触れたときの違和感が出ることがあります。
- 目の下や鼻横では血流障害や遅発性反応など重い合併症にも注意が必要です。
- 男性で頬を強く高くしすぎると不自然に見えることがあるため、影のやわらげ方を重視して設計します。
当院では、クマとほうれい線を別々に埋めるのではなく、中顔面の支え方ごと整理して提案することがあります。
References
根拠文献・専門情報
-
Infraorbital Dark Circles: A Review of the Pathogenesis, Evaluation and Treatment.
目の下のクマの原因分類、評価、治療法を整理したレビューです。
-
Infraorbital Hollow Rejuvenation: Considerations, Complications, and Treatment Options.
涙袋下の凹みやクマに対する評価、合併症、治療選択をまとめたレビューです。
-
Hyaluronic Acid Fillers for Midface Augmentation.
中顔面の支持やボリューム補正でヒアルロン酸をどう使うかをまとめたレビューです。
-
The Facial Aging Process From the "Inside Out".
顔面老化を深部構造から整理し、注入治療の優先順位を考えるためのレビューです。
よくあるご質問
Q. 男性のクマはヒアルロン酸で自然に整えられますか?
整えられることがあります。目元だけでなく中顔面の支えも見ながら調整すると、頬を高くしすぎずに影をやわらげやすくなります。
Q. ほうれい線は線の部分だけに入れればよいですか?
一律ではありません。中顔面の支えや頬の位置が影響している場合は、その上流から整えた方が自然なことがあります。
Q. 目元とほうれい線のヒアルロン酸で注意することはありますか?
腫れや内出血、左右差のほか、まれに血流障害など重い合併症にも注意が必要です。男性ではとくに過度なボリューム感を出さないことも重要です。
ご予約・ご相談はこちら
症状の見え方や適応には個人差があります。実際の治療方針は診察で状態を確認したうえでご案内します。