ニキビ跡症例ニキビ跡トライフィルプロ

頬のボックスカー型ニキビ跡をジュベルック注入とトライフィルプロで治療した症例

ボックスカー型のニキビ跡は、境界のある凹みと癒着が重なり、表面治療だけでは変化が出にくいことがあります。ジュベルック注入2回とトライフィルプロ瘢痕モード2回を組み合わせた症例を整理します。

Medical Information

この記事について

医師監修
形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
監修日
2026年5月18日
公開日
2026年5月18日
更新日
2026年7月10日

診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。

頬のボックスカー型ニキビ跡をジュベルックとトライフィルプロで治療した比較写真

Contents

目次

  1. 当院・医師の見解
  2. 一般的な医学情報
  3. ボックスカー型は、境界のある凹みとして見えます
  4. 元記事は、ジュベルック2回と瘢痕モード2回の複合経過です
  5. 凹みと赤みは、別の評価項目です
  6. 費用の目安
  7. リスク・副作用・注意点
  8. 関連記事
  9. 関連施術・関連症状のご案内
  10. 根拠文献・専門情報
  11. よくあるご質問

Our Information

当院・医師の見解

当院では、頬のニキビ跡を型と深さで分け、ボックスカー型では境界、底の硬さ、周囲の赤みを確認します。

元記事ではジュベルック注入を2回、トライフィルプロ瘢痕モードを2回行い、薬剤注入と局所剥離の役割を分けています。

複数治療の合算結果であり、どちらか一つだけの効果として説明しないことを重視しています。

General Medical Information

一般的な医学情報

萎縮性ニキビ跡では、癒着を切り離すサブシジョン、表面を再構築するエネルギーデバイス、コラーゲン産生を促す注入治療などを組み合わせる考え方が一般的です。

トライフィルプロのようなマイクロサブシジョンと薬剤導入を組み合わせる発想は、局所の凹みや硬い瘢痕を見たい場面で応用されていますが、装置名そのものよりも、どの層へどう届けるかが重要です。

そのため、額や頬のニキビ跡では、瘢痕の型、深さ、活動性ニキビの有無を確認しながら、局所治療か全顔治療かを選択します。

ボックスカー型は、境界のある凹みとして見えます

底が比較的平らでも、縁と癒着が影を作ることがあります。

深さと広さに応じて局所治療と面治療を組み合わせます。

元記事は、ジュベルック2回と瘢痕モード2回の複合経過です

薬剤注入で再構築を補助し、瘢痕モードで局所の癒着へ対応しています。

単一治療だけの効果とは判断できません。

凹みと赤みは、別の評価項目です

凹凸が浅くなっても赤みが残る場合があります。

赤みが主に残るときは、炎症や血管反応に対応する別治療を検討します。

費用の目安

  • トライフィルプロ シワ瘢痕治療 1箇所(ジュベルック込み) ¥18,000
  • サブシジョン 2×2cm ¥33,000 / 5×5cm ¥66,000
  • ジュベルック 1cc ¥33,000 / 3cc ¥55,000

元記事ではジュベルック注入2回とトライフィルプロ瘢痕モード2回を行っています。治療範囲と薬剤量で総額は変わります。

リスク・副作用・注意点

  • 施術を受けられない場合として、妊娠中、強い炎症や感染症がある場合、使用薬剤への過敏症がある場合などがあります。
  • 副作用として、赤み、腫れ、内出血、色素沈着、かさぶた、熱感、針の跡、点状出血、皮下気腫などがみられることがあります。
  • 施術当日の飲酒、激しい運動、サウナ、入浴は避け、施術後は乾燥と日焼けに注意が必要です。

ダウンタイムは局所治療か全顔治療か、併用薬剤の有無で変わります。実際の注意点は診察時の説明をご確認ください。

References

根拠文献・専門情報

  1. Am J Clin Dermatol. 2018

    Acne Scarring Management: Systematic Review and Evaluation of the Evidence.

    萎縮性ニキビ跡に対する複数治療の組み合わせを整理した系統的レビューです。

  2. Dermatol Ther. 2022

    Subcision in acne scarring: A review of clinical trials.

    サブシジョンの有効性と安全性を、臨床試験を中心にまとめたレビューです。

  3. Dermatol Ther (Heidelb). 2023

    Needle-Free Jet Injection of Poly-(Lactic Acid) for Atrophic Acne Scars.

    ポリ乳酸系製剤を用いた瘢痕治療と、真皮内分布を意識したデリバリーの考え方を報告した論文です。

  4. J Clin Aesthet Dermatol. 2022

    A Comprehensive Review of Non-Energy-Based Treatments for Acne Scarring.

    サブシジョン、注入治療、ケミカルリコンストラクションなど、非エネルギー系治療を整理したレビューです。

よくあるご質問

Q. ボックスカー型は1つの治療だけで改善しますか?

一律ではありません。深さと癒着に応じて、サブシジョン、薬剤注入、RFなどを組み合わせることがあります。

Q. この症例は合計何回治療していますか?

元記事ではジュベルック注入2回とトライフィルプロ瘢痕モード2回です。

Q. 赤みも同じ治療で改善しますか?

変化する場合はありますが、赤みの原因が異なると別の治療が必要になります。

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