施術紹介たるみ

たるみ治療の比較と選び方

たるみ治療は、引き上げたいのか、脂肪を減らしすぎたくないのか、ハリや小じわまで整えたいのかで選択肢が変わります。代表的な治療をどう比較するかを整理します。

Medical Information

この記事について

医師監修
形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
監修日
2026年2月28日
公開日
2026年2月28日
更新日
2026年7月8日

診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。

Contents

目次

  1. 当院・医師の見解
  2. 一般的な医学情報
  3. 引き上げたいのか、引き締めたいのかで比較軸が変わります
  4. HIFUとRFは同じ熱治療でも狙う層が異なります
  5. 影やコケが目立つ場合は注入治療も比較に入ります
  6. 費用の目安
  7. リスク・副作用・注意点
  8. 関連記事
  9. 関連施術・関連症状のご案内
  10. 根拠文献・専門情報
  11. よくあるご質問

Our Information

当院・医師の見解

当院では、たるみ治療を『どの機械が強いか』ではなく、引き上げを優先したいのか、脂肪を減らしすぎたくないのか、小じわやハリまで整えたいのかで比較しています。

同じたるみでも、深い層の支持低下が主体ならHIFUや注入治療、表層から中間層のハリ低下が主体ならRF系治療が合いやすいことがあります。

ご相談では、生活背景やダウンタイムの許容度も確認しながら、単独で始めるのか、段階的に組み合わせるのかを説明しています。

General Medical Information

一般的な医学情報

たるみ治療は、深い支持組織に集束超音波を届けるHIFU、真皮から線維性支持構造へ熱を広く届けるRF、減ったボリュームを補う注入治療で、狙う層が異なります。

そのため、『たるみ』という同じ主訴でも、頬の位置低下、フェイスラインのもたつき、口元の影、目の下の凹みなど、どの変化が主体かで向く選択肢は変わります。

一つの治療法を全員に当てはめるより、深さ、脂肪量、皮膚の弾力低下、影の出方を分けて考える方が、過不足の少ない治療設計につながります。

引き上げたいのか、引き締めたいのかで比較軸が変わります

フェイスラインの下垂感を持ち上げたいのか、頬のもたつきを軽くしたいのか、肌のハリや小じわまで整えたいのかで、比較すべき治療は変わります。

『たるみ治療』という一つの言葉でまとめると分かりにくくなりやすいため、まず目的を分けて考えることが大切です。

HIFUとRFは同じ熱治療でも狙う層が異なります

HIFUはより深い支持層の引き締めを考えたいときに候補になりやすく、RFは表層から中間層のハリや質感まで見たいときに組み込みやすい選択肢です。

どちらが優れているかではなく、どの層の変化が主役かで比較する方が整理しやすくなります。

影やコケが目立つ場合は注入治療も比較に入ります

たるみの見え方には、皮膚のゆるみだけでなく、ボリューム低下による影の強調が関わることがあります。

その場合は、熱治療だけでなくヒアルロン酸のような支持を補う治療まで含めて比較した方が、自然な変化につながることがあります。

費用の目安

  • ウルトラセル(医療HIFU) オーダーメイドハイフ 全顔+首コース 医師施術 ¥128,000
  • デンシティ 目周り ¥33,000 / 全顔(250ショット) ¥99,000
  • オールタイト 300ショット 1回 ¥55,000 / 3回コース ¥139,000
  • ヒアルロン酸注入 1本 1cc ¥77,000

リフトアップを優先したいのか、脂肪を減らしすぎたくないのか、小じわやハリ感まで見たいのかで費用は変わります。照射範囲や必要本数、組み合わせも診察で確認します。

リスク・副作用・注意点

  • HIFUでは、ヒリつき、熱感、赤み、腫れが出ることがあり、通常2から3日ほどで軽減することがあります。
  • RF系治療では、痛みや熱感を伴うことがあり、赤みや腫れが数日続くことがあります。
  • ヒアルロン酸では、痛み、腫れ、内出血、アレルギー、血流障害などに注意が必要です。

同じ『たるみ治療』でも、熱で引き締める治療とボリュームを補う治療では注意点が異なります。ダウンタイムや仕上がりの希望に合わせて選択することが大切です。

References

根拠文献・専門情報

  1. J Clin Aesthet Dermatol. 2021

    Customized Treatment Using Microfocused Ultrasound with Visualization for Optimized Patient Outcomes: A Review of Skin-tightening Energy Technologies and a Pan-Asian Adaptation of the Expert Panel's Gold Standard Consensus.

    HIFUを含むスキンタイトニング機器の特徴と選び方を整理したレビューです。

  2. Plast Reconstr Surg. 2022

    Minimally Invasive Approach to Skin Tightening of the Face and Body: Systematic Review of Monopolar and Bipolar Radiofrequency Devices.

    RF機器による皮膚引き締めの有効性と安全性をまとめた系統的レビューです。

  3. Clin Cosmet Investig Dermatol. 2021

    Treating Aging Changes of Facial Anatomical Layers with Hyaluronic Acid Fillers.

    加齢による各層の変化と、ヒアルロン酸フィラーの役割を整理したレビューです。

  4. Clin Plast Surg. 2016

    Microfocused Ultrasound for Skin Tightening.

    HIFUによるスキンタイトニングの適応と限界を整理したレビューです。

よくあるご質問

Q. HIFUとデンシティはどちらが向いていますか?

深い層の引き上げを優先したいのか、表層から中間層のハリや質感も見たいのかで向きやすさが変わります。診察では脂肪量やコケ感も含めて判断します。

Q. オールタイトはどのような位置づけですか?

オールタイトはRF系治療として、ハリ感や引き締めの維持を考えたいときに候補になりやすい治療です。HIFUの代わりというより、目的や肌状態で役割を分けて考えます。

Q. 複数の治療を組み合わせることはありますか?

あります。たとえば深い層の引き上げを先に行い、その後にハリ感の維持や影の補正を追加するなど、段階的に組み合わせることがあります。

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症状の見え方や適応には個人差があります。実際の治療方針は診察で状態を確認したうえでご案内します。