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頬のニキビ跡でトライフィルプロ瘢痕モードをどう考えるか

頬のニキビ跡は、面で広がる浅い凹凸と、局所の引き込みが混在しやすい部位です。トライフィルプロ瘢痕モードを頬のニキビ跡でどう使うかを整理します。

Medical Information

この記事について

医師監修
形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
監修日
2025年5月4日
公開日
2025年5月4日
更新日
2026年7月9日

診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。

頬のニキビ跡にトライフィルプロ瘢痕モードを2回行った経過写真

Contents

目次

  1. 当院・医師の見解
  2. 一般的な医学情報
  3. 頬のニキビ跡は、広い凹凸と局所の引き込みが混ざりやすい部位です
  4. トライフィルプロ瘢痕モードは、局所の凹みを見たい場面で役割を持ちます
  5. 活動性ニキビの管理と複数回設計も大切です
  6. 費用の目安
  7. リスク・副作用・注意点
  8. 関連記事
  9. 関連施術・関連症状のご案内
  10. 根拠文献・専門情報
  11. よくあるご質問

Our Information

当院・医師の見解

当院では、頬のニキビ跡を『頬全体の肌質の問題』として一括りにせず、面で整えたい浅い凹凸なのか、1つずつ狙いたい瘢痕なのかを先に分けています。

トライフィルプロ瘢痕モードは、局所の引き込みや癒着が気になる場面で候補にしやすく、顔全体の赤みや毛穴を広く見たい場合は別の治療を組み合わせることがあります。

診察では、活動性ニキビの有無、凹みの硬さ、ダウンタイムの許容度を確認し、局所治療をどこまで優先するかを決めています。

General Medical Information

一般的な医学情報

萎縮性ニキビ跡では、サブシジョン、局所注入、RFマイクロニードリング、ケミカルリコンストラクションなどを瘢痕の型と深さに応じて組み合わせる考え方が一般的です。

頬では、ローリング型やボックスカー型が混在しやすく、広い範囲の肌質改善だけでは局所の影が残ることがあります。

そのため、頬のニキビ跡では、全顔治療と局所治療を分けて計画することが、過不足の少ない設計につながります。

頬のニキビ跡は、広い凹凸と局所の引き込みが混ざりやすい部位です

頬では、毛穴の目立ちや浅い凹凸が広く出ることもあれば、1つずつの凹みが影を作ることもあります。

そのため、頬のニキビ跡を考えるときは、顔全体の肌質改善と、局所の瘢痕治療を分けて整理する方が治療を組み立てやすくなります。

トライフィルプロ瘢痕モードは、局所の凹みを見たい場面で役割を持ちます

頬全体の赤みやざらつきを見たい治療とは異なり、瘢痕モードは1つずつの凹みや癒着を見たい場面で候補になります。

凹みが浅くなって見える変化を期待する一方、広い範囲の質感改善は別の治療を組み合わせた方が整理しやすいことがあります。

活動性ニキビの管理と複数回設計も大切です

ニキビがまだ出続けている時期は、新しい炎症と赤みが重なってしまうため、瘢痕治療だけを急がない方がよいことがあります。

また、頬のニキビ跡は1回でそろうとは限らず、反応を見ながら少しずつ局所を追加する方が自然に進めやすい場合があります。

費用の目安

  • トライフィルプロ・薬剤導入 全顔(〜300Shotsジュベルック込) 1回 ¥99,000
  • トライフィルプロ・シワ瘢痕治療 1箇所(ジュベルック込み) ¥18,000
  • サブシジョン 2×2cm ¥33,000 / 5×5cm ¥66,000
  • 薬剤(ジュベルック) 1cc ¥33,000 / 3cc ¥55,000

頬全体の治療か、局所の瘢痕治療か、薬剤量をどこまで使うかで費用は変わります。実際の範囲は診察で決定します。

リスク・副作用・注意点

  • 施術を受けられない場合として、妊娠中、強い炎症や感染症がある場合、使用薬剤への過敏症がある場合などがあります。
  • 副作用として、赤み、腫れ、内出血、色素沈着、かさぶた、熱感、針の跡、点状出血、皮下気腫などがみられることがあります。
  • 施術当日の飲酒、激しい運動、サウナ、入浴は避け、施術後は乾燥と日焼けに注意が必要です。

局所治療か全顔治療か、併用薬剤の有無でダウンタイムは変わります。実際の注意点は診察時の説明をご確認ください。

References

根拠文献・専門情報

  1. Am J Clin Dermatol. 2018

    Acne Scarring Management: Systematic Review and Evaluation of the Evidence.

    萎縮性ニキビ跡に対する複数治療の組み合わせを整理した系統的レビューです。

  2. Dermatol Ther. 2022

    Subcision in acne scarring: A review of clinical trials.

    サブシジョンの有効性と安全性を、臨床試験を中心にまとめたレビューです。

  3. Dermatol Ther (Heidelb). 2023

    Needle-Free Jet Injection of Poly-(Lactic Acid) for Atrophic Acne Scars.

    ポリ乳酸系製剤を用いた瘢痕治療と、真皮内分布を意識したデリバリーの考え方を報告した論文です。

  4. J Clin Aesthet Dermatol. 2022

    A Comprehensive Review of Non-Energy-Based Treatments for Acne Scarring.

    サブシジョン、注入治療、ケミカルリコンストラクションなど、非エネルギー系治療を整理したレビューです。

よくあるご質問

Q. 頬のニキビ跡はトライフィルプロだけで考えますか?

一律ではありません。局所の凹みを見たいときは候補になりますが、赤みや毛穴、広い範囲の浅い凹凸が主体なら別の治療を組み合わせることがあります。

Q. 頬のニキビ跡は何回くらいで考えますか?

瘢痕の深さや範囲で変わります。1回で判断せず、複数回の反応を見ながら追加の要否を考えることがあります。

Q. 活動性ニキビが残っていても相談できますか?

できます。ただし、新しい炎症が続いている場合は、まず炎症のコントロールやスキンケア調整を優先することがあります。

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