複合治療症例肝斑ポテンツァ

ポテンツァ肝斑治療後に残る頬の赤みへプルリアルを追加した症例

肝斑の色調が薄くなっても、頬の赤みが残ると肌全体の印象が十分に整わないことがあります。ポテンツァ肝斑チップとピーリングを5回行った後、残る赤みへプルリアルを4回追加した症例を、治療ごとの役割に分けます。

Medical Information

この記事について

医師監修
形成外科専門医 乜 也(にえ いえ)
監修日
2024年8月24日
公開日
2024年8月24日
更新日
2026年7月10日

診療時の考え方や一般的な注意点を整理した記事です。 実際の適応や治療内容は、診察時に肌状態や経過を確認したうえでご案内します。

Contents

目次

  1. 当院・医師の見解
  2. 一般的な医学情報
  3. 最初の5回は、肝斑の色調を対象にしています
  4. 肝斑が薄くなっても、頬の赤みは別に残ることがあります
  5. プルリアル4回は、治療目的を赤み・肌質へ切り替えた段階です
  6. 費用の目安
  7. リスク・副作用・注意点
  8. 関連記事
  9. 関連施術・関連症状のご案内
  10. 根拠文献・専門情報
  11. よくあるご質問

Our Information

当院・医師の見解

当院では、肝斑治療後の評価を色素の濃さだけで終えず、頬の赤みや炎症、乾燥が残っていないかを確認します。

元記事ではポテンツァ肝斑チップとピーリングを5回行い、肝斑の色調が薄くなった後にも両頬の赤みが残りました。

そこで同じ治療を続けるのではなく、赤みと肌質を対象にプルリアルを4回追加し、治療目的を切り替えています。

General Medical Information

一般的な医学情報

肝斑はメラニン色素だけでなく、紫外線、ホルモン、摩擦、炎症、真皮環境など複数の要素が関与します。

RFマイクロニードリングやピーリングは肝斑治療の選択肢になりますが、赤みや炎症が残る場合は同じ色素治療を重ねない判断が必要です。

ポリヌクレオチド製剤は肌質や修復を目的に用いられますが、肝斑そのものを直接治す治療として一律に扱うものではありません。

最初の5回は、肝斑の色調を対象にしています

ポテンツァ肝斑チップとピーリングを組み合わせ、色素とくすみの変化を確認しています。

元記事では肌質と肝斑の色調に変化が見られました。

肝斑が薄くなっても、頬の赤みは別に残ることがあります

赤みは血管反応、炎症、乾燥、バリア障害など複数の要因で見えます。

色素治療の効果不足と決めつけず、何が残っているかを再診断します。

プルリアル4回は、治療目的を赤み・肌質へ切り替えた段階です

元記事では、残る頬の赤みに対してプルリアルを4回追加しています。

単一治療の効果としてまとめず、前半は肝斑、後半は赤みと肌質という役割差を分けて評価します。

費用の目安

  • ポテンツァ 肝斑治療コース 全顔 5回 ¥165,000
  • ピーリングとプルリアルは施術範囲・製剤・回数により費用が異なります

元記事ではポテンツァとピーリングを5回、その後プルリアルを4回行っています。各段階の適応と現行料金は診察時にご確認ください。

リスク・副作用・注意点

  • ポテンツァでは、痛み、赤み、腫れ、点状出血、乾燥などが生じることがあります。
  • ピーリングでは、ひりつき、赤み、乾燥、皮むけ、刺激性皮膚炎が生じることがあります。
  • プルリアル注入では、痛み、膨疹、赤み、内出血、腫れ、アレルギー反応などが生じることがあります。

肝斑の色素と頬の赤みは同じ病態ではないため、反応を見ながら治療を段階的に切り替えます。

References

根拠文献・専門情報

  1. J Clin Aesthet Dermatol. 2024

    Update on Melasma Treatments.

    肝斑の病態、治療選択、維持療法を整理したレビューです。

  2. J Am Acad Dermatol. 2022

    Microneedling as an adjuvant to topical therapies for melasma: A systematic review and meta-analysis.

    肝斑でのマイクロニードリング併用療法をまとめた系統的レビューです。

  3. Dermatol Surg. 2021

    Radiofrequency Microneedling: A Comprehensive and Critical Review.

    RFマイクロニードリングの適応と安全性を整理したレビューです。

  4. Aesthetic Plast Surg. 2024

    The Effectiveness of Polynucleotides in Esthetic Medicine.

    ポリヌクレオチド注入の有効性と安全性を整理したレビューです。

よくあるご質問

Q. 肝斑が薄くなっても赤みが残るのはなぜですか?

色素と赤みは原因が異なることがあります。血管反応、炎症、乾燥、バリア障害などを分けて評価します。

Q. ポテンツァを続ければ赤みも改善しますか?

一律ではありません。残っている赤みの原因によっては、治療目的や方法を切り替えることがあります。

Q. プルリアルは肝斑の治療ですか?

肝斑そのものを直接治す目的で一律に使う治療ではありません。元記事では残った赤みと肌質への追加治療として用いています。

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