皮膚腫瘍・ほくろ

「皮膚のできもの」とひとくくりにしているものも、実は医学的には、ほくろ、日光角化症、脂漏性角化症、軟線維腫などいくつかに分類されています。

上述のものは良性腫瘍と呼ばれる悪さをしないできものですが、ときに基底細胞癌、扁平上皮がん、悪性黒色腫など悪性腫瘍であることもあります。

「急に大きくなってきた」「形がいびつ」「痛みを感じる」「出血する」等の悪性を疑うような症状がある場合は、一度医師の診断を受けられることをお勧めします。

たとえ悪性でなくても、徐々に大きくなってくるもの、部位的に除去した方が良いもの、見た目が気になるものなどは、治療の適応となります。治療方法としては大きく「摘出手術」「レーザー除去」の２種類があります。

場所や大きさ、または経過をみながら治療を選んでいただくこともありますので、気になる「できもの」が出来た場合には、一度ご相談ください。